音楽と絵の即興ライブ!

お知らせしておりました『僕は、太陽をのむ』(四月と十月文庫)の出版記念イベント、坂田明さんと牧野伊三夫さんのライブが、昨夜行われました。
最初に古本ライターの岡崎武志さんの司会により、坂田さんと牧野さんのお話を伺います。岡崎さんのユーモアあふれる話運びで、開場に笑いが起きます。
その後いよいよ、ライブが始まりました。坂田さんは、ときにサックスをクラリネットに持ち替え、ときに声を張り上げ、会場の空気を豊かな音色で包んでいきます。牧野さんも、画材を持ち替えながら、壁に横長く貼り付けられた紙の前を行き来します。
ライブが終わり、お客さまが、みなおいしいワインを飲んだかのようにピンク色の頰をして会場から出ていらしたのが印象的でした。おとなのための音楽とおとなのための絵を存分に楽しまれたご様子でした。



物腰は柔らかく控えめでありながら、眼差しも立ち振る舞いからも緊張感を失わない坂田さん。憧れの人との共演に、全身で挑んでいった牧野さん。どちらも、素敵な、本物のアーティストなのだなと感銘を受けました。坂田さん、牧野さん、ありがとうございました。
そして、この唯一無二のイベントを支えてくださった、多くのスタッフの皆様の素晴らしいサポートにも、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。