少し前だけど思いもよらぬ内容のメールが届いてびっくりした。
著作権処理の代行業務会社からで、
帝京大学短大が今年の入試問題に2009年の『神楽と出会う本』(アルテスパブリッシング)を使ったというのだ。
「試験の公平性を保つため、事後のご報告となりましたことをご容赦ください」とのこと。そりゃそうだ。
そして今後の受験希望者を対象に、入試過去問題集の無償配布ならびに大学Webサイトへの掲載をするので許諾がほしいということで連絡が来たわけなのだった。
無名の兼業音
楽家としては1ナノも考えなかった事態で驚いたけど、いやあ、嬉しい。
今から考えればたくさんの大学が毎年の入試で問題のネタを探しているわけだからわずかでも可能性はゼロではなかったけど、そんなこと考えたこともなかったし。
しかもぼくにとって重要な、キモの部分を使ってもらったので、本を読んでくれて使ってくれた出題者さんに感謝したい。
それから入試問題に使われたということは、ぼくの文章がなんとかちゃんと成立しているということだと思うので、認められて安心したというか自信になった。
入試過去問題集の公開は6月1日だけど、終わったことなので今発信してもオッケーということなので報告した次第です。
#神楽
