暫定税率維持に必死な件について

先進7カ国財務相中央銀行総裁会議G7)は9日採択した共同声明の中で、原油価格高止まりに懸念を示す半面、「財政上の措置により、国内エネルギー価格を人為的に引き下げることは、避けるべきだ」と異例の提言を行った。ガソリン税暫定税率をめぐり与野党が対立する中、額賀福志郎財務相が「議長特権」を活用して、暫定税率維持のお墨付きを得ようとした可能性も指摘されそうだ。
 人為的な値下げに反対する理由について、G7声明は与党が国会で主張する「温室効果ガスの排出増加」を挙げた。そのほか、「市場におけるエネルギー需要の調整を妨げる」と強調している。
 G7は2005年9月の声明で「石油・石油製品の価格を抑制する補助金及び人為的な価格統制は、国際市場に悪影響を及ぼし、避けるべきだ」などと提言している。約2年半ぶりの復活は、政府が議長国の立場を利用して、G7を援軍に仕立てたのか。
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2008020900311

じゃあもう自動車産業や製造業から撤退して金融やサービス業への構造転換真面目に考えなくちゃならんな。
あと暫定税率廃止は「エネルギー価格を人為的に引き下げる」事とは関係なく「元に戻す」だけなので問題は全く無い。