第9回食卓の向こう側トークライブin志摩。
参加して良かった。
そう思える講演会は少ないと思う人たちは結構多いのではないだろうか。
講演参加者の満足度を左右する要因は、講師やコメンテーターの「おもてなし力」にあるのではないかと感じることが多い。
昨日、糸島市で開催された、第9回食卓の向こう側トークライブin志摩。
会場を仕切った食卓の向こう側講師陣のパフォーマンスは最後まで自他満足に徹していた。
「どんなに良い話もすぐ忘れる」が口癖の佐藤弘さんのわかりやすいお話を支える「翻訳力」にはいつも感心させられる。
ワールドカフェという手法を用い、講師だけでなく、会場に居る人たち全員が参加する場面を演出する安武信吾さんの「他喜力」にはいつも感動させられる。
参加者から上手に言葉を引出し、的確に翻訳する渡邊美穂さんの「リポート力」には、いつも癒されて心地よくなる。
「おもてなし力」とは、そういうパフォーマンス力の結集で実現できるのだと思う。
年齢層が幅広く、場をまとめるのが大変なイベントだったと思うけれども、参加者の満足度がたいへん高かったことは、私の隣に座った男性が笑顔で語ってくれた言葉からよく伝わってきた。
「糸島に来て3年目。初めてこういうイベントに参加したけれども、とても楽しかったし、たいへん感動しました」。
― 安武 信吾さん、渡邊美穂さんと一緒です。