店長です。旅行中です。
パソコンがないので、まとめて少しずつ書きます。


6月1日
31日から島根・東京と移動が続き、1日午前4時15分にパリ着。
そこから さらに6時間近くTGVに乗って、滞在先のカンヌに到着。
ここで10日間ホームステイします。
着いてすぐお父さんがお買い物に行くとこなので乗せてもらい、
久しぶりのフランス食材にウキウキ。
ブリーチーズやフロマージュブラン(フレッシュチーズ)を買いました。
よく熟れた桃と、お気に入りのRicolaの飴も。

長旅に疲れてたので少し眠って、キッチンへ。
ちょうど祝日で、お友達を呼んで夕食とのことで、作るのを見学。
アーティチョーク(柔らかいアザミの花の芯)のサラダ、
子羊のもも肉ににんにくを詰めて玉ねぎとじゃがいもと共にオーブンで焼いたお料理。
マロンペーストとバニラアイスクリームのデザートに、コーヒー。

2日目。
時差に負けず朝9時に起床。
タルティーヌ(バゲットにバターとジャム)とカフェオレの朝食。
この時期には珍しく雨が降ってて寒いくらい。
ベッドで小説や借りた料理本を読んで、ぼんやり過ごし、
ブリーチーズと桃で軽くお昼を済ませてお父さんのDVDコレクションからエリックロメールを借りて見る。
午後、晴れたので、Mouginという近くの高台へ。
観光地で、ギャラリーとレストランがたくさん。
夕方、鶏ガラでスープを作るのを手伝う。
寒かったので野菜と鶏のスープ、エスカルゴ、メロン。


3日目。
朝、キッチンでマダムと一緒になったので、朝食たべながらお話。
フランスもやっぱり確定申告は大変なのですね。
晴れたので、カンヌの中心街に行く、途中バス停で知らないおばちゃんに
「その靴いいわねどこで買ったの」と話しかけられる。
フランスってこういうさりげない会話がよく起こる。
ツンとしてるように見えて、一度話すと急に優しくなったりする。
さて、街を少しウロウロして、ヨットがたくさん停泊している近くでビストロに入る。
活気があってお店の人がきびきびしている。
おすすめ料理が終わってたので、「ムール・フリット」(ムール貝とフレンチフライ)と白ワインにする。
バケツくらいの鍋にエシャロット・白ワインを入れ、ムール貝が開いたら仕上げにクリームとパセリ、
私の大好物なんだけど、いつも量がすごいー!途中から戦い。
その後しばらく歩いて消化を促しつつ、海を眺める。
お店もたくさんある。物欲はあまりないので部屋で聴くためにCDを買って、カフェに寄る。
ほとんどのお客さんのテーブルに小さいガラスのピッチャーがあり、
聞いたらアイスティーにミントの葉とオレンジを混ぜたものだった。頼んでみたらおいしい。

足が疲れて、日差しは強くて、帰って少し休む。
マダムに呼ばれて今日もお料理。
トマトとモツァレラ、バジルの前菜に、
ニジマスポワレ。アーモンドと焦がしバターのソース。
チェリーと桃。

エリックロメールの『la collectionneuse』を見る。
Grand sudというミントのブレンドティーをよく飲んでいます。


初めて来た22歳の頃と比べて、感動することが少ないです。それがちょっと寂しいな。