ヴァザーリの回廊そしてチョコレート祭り

フィレンツェ滞在中に、もしもチャンスがあったら行きたい・・・と、思っていたヴァザーリの回廊に行ってきました。
またもやCさんのお陰です。
今回日本語ガイド付き格安ツアーだったのですが、とにかくガイドさんの説明が素晴らしかった!
今まで何度かウッフィツィー美術館内で日本人ガイドさんの説明を耳にしていますが、時間に追われているからなのか、ひどく大雑把な説明なのが印象的でした。
しかし今回のガイドさんの説明は違いました。まずその熱意に圧倒され、そして知識の豊富さに感心させられました。ヴァザーリの回廊へ入る前に1時間半ほどウフィッツィー美術館内もガイドしてくれたのですが、細やかな解説は本当に勉強になりました。


そして、いよいよヴァザーリの回廊へ・・・


美術館内は暖かかったのに、底冷えの回廊・・・。壁にはぎっしりと自画像コレクションが飾られているのですが、温度湿度管理が心配です。でも、冷え込んでいるほうが何だか秘密の回廊・・・という感じがします。コレクションの中にはこの回廊を設計したヴァザーリ自身の自画像もありましたが、好感度の高い人物そして知的な画面でした。
それにしても以外なことに壁、天井、床には何ら装飾のないシンプルで地味な回廊・・・急いで5ヶ月で作ったのですから仕方がないですね。唯一「目」と呼ばれる丸い窓がありました。
ここをコジモ1世が歩いたのかぁ・・・と、一歩一歩を味わうような気分でしたが、後でコジモ1世は1kmの回廊を手引き車で移動していたことを知らされました。


体が冷え切ったところで、見学終了。



解散後、バス停へ行く途中、サンタクローチェ前の広場で開かれているチョコレート祭りへ寄り道することに。(いえいえ、絶対に行くつもりでした。)
雨模様でしたが、沢山の人でにぎわっていました。
量り売りのチョコレート、好きなピスタチオやオレンジ・・・いろんな種類を買ってみました。


冬に美味しいのがホットチョコレート。チョコレート祭りでもたくさん売られていましたが、私が飲んだものは甘すぎてちょっと失敗。その後、試飲のチョコレートリキュールで温まりました。


下の写真は学校近くにある、美味しいと評判のチョコレートやさんと、そのお店のホットチョコレートです。トッピングにリキュール、オレンジ、唐辛子、シナモン、ジェラートなどあります。