すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

なぜ子供はいらないのか?

結婚しても必ずしも子どもを持つ必要はないと考える人が42.8%に上ることが5日、内閣府がまとめた男女共同参画に関する世論調査で分かった。2年前の前回調査に比べ6.0ポイント増で、平成4年の調査開始以来最高となった。持つ必要があるとする人は同6.5ポイント減の52.9%だった。

子どもを持つ必要はないとした人は、男性が38.7%、女性が46.4%だった。年齢別では20歳代が63.0%、30歳代が59.0%と高く、若い世代ほど子どもを持つことにこだわらない傾向が顕著になった。


以前ぼくが「子供いらん」みたいなエントリを書い時は、日記上で「いる派」の変わった人につきまといを受けたりしたwものですが、いつの間にか、実際に子供を作れる世代においては「いらない派」がひそかに勝利を収めていましたよ。それにしても、20・30代のいらん率の高さは、もう致命的ですね。まずそもそも結婚ができず、そして結婚できたとしても子供はいらないよというのです。いやこれは「必ずしも全ての人が子供を持つ必要はない」って意味なんだよ、って解釈もあるみたいですが、でもそれってむしろ、自分がその状況になったときの担保・留保としてそう言ってるんじゃないでしょうか。

どう見てもこの先日本は危ない、というかとっくに危なかったのが更に更に明確に示されたわけですけれど、じゃあお国のために子供作りますかぁ、って話じゃないですもんね。それは結婚した2人の間のことですから。実は国のため、ってのは上手に隠蔽しておかなくちゃいけないのですが、そのあたりが政治ではずっとできてないのではないでしょうか。政権が変わってもやることはお金のバラまきだけみたいですし。

経済的事情を子供を作らない理由のトップに挙げる人が多い状況では、ならお金を手当すればいいじゃない、って発想になるのはわかりやすいんですが、ほんとうにそうなのかなぁ?とぼくは思います。子供って未来ですよね。この国に未来のビジョンがまるでないのが、いけないんじゃないですか? 自分たちがずっと守っていかなくてはいけないものを、不安しか見えない将来の中に、生み落せるだろうか、と、そういうことなのじゃないかと想像します。

まぁぼくはふつうの人じゃないので、ほんと想像でしかないんですが。ぼくが子供とかいらないなーと思うのは、単に自分が最優先だからです。