「コンプライアンス不便」、泡沫コンサルタントにも影響

建築基準に関して「コンプライアンス不況」が言われているが、私のような泡沫コンサルタントにも、最近別の意味の「コンプライアンス不況」・・までは行かないが、「コンプライアンス不便」がじわじわ実感されている。

日本の大企業クライアントとコンサルティング契約するときの、手続き・書類の量が膨大に増え、また社内手続きに時間がかかるようになって、締め切りの厳しい仕事など、毎度決済が出るまでにイライラしてしまう。

これまでも長いおつきあいのあるお客様で、これまでは簡単にこちらが作った書類にサインをいただくだけでよかったものでも、膨大になっている。「J-SOXの影響」なのだそうだ。仕方ないのはわかるけど、双方ともに、えらい人手x時間が無駄に費やされているよなー、と「もったいない!」と思ってしまう。

まー、アメリカでも、SOX法の影響でベンチャーは上場を避けるようになっているし、これは日本だけの話ではない。

さらに、社外への情報の流出に神経質になっているために、ファイルや書類のやりとりがこれまた、これまでのように電子的に簡単にできない。紙で送って欲しいとか、20世紀に逆戻りのような話がある。

これも確かに、eメールというシステムが、スパムメールDNSテイスティングなどのために、崩壊状態になりつつあるせいで、本当はメールシステムそのもをどげんかせんといかん。そりゃそうなのだ。仕事のメールがはねられたり、消えてしまったりすることが、最近多すぎる。

しかし・・・パスワードかけたサーバーからFTPじゃダメなのぉ???

仕方ないのはわかるけどねぇ・・・ちょっとやりすぎじゃなーい??こっちは人手も時間もいつも足りないのに、なんとかならんのー??(切実)誰を恨めばよいのやら・・・