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Tech Mom from Silicon Valley このページをアンテナに追加 RSSフィード

2012-12-13 あわせて読もう!オバマの「ソーシャル+ビッグデータ選挙戦」

[][][] あわせて読もう!オバマの「ソーシャル+ビッグデータ選挙戦」 17:09

日本でも選挙直前ということで、米国大統領選におけるソーシャル・ビッグデータ・ネット・ITに関して二つのレポートを書いた。少し前に、ZDNetの記事にも事例として活用したもので、それぞれ前半部分は共通化してあり、そのプラットフォームにそれぞれ別々の点にフォーカスして考察し、コラムを展開した「API型3部作」(^^ゞである。実はもう一つあるが、これは少々後に出る。

米国大統領選に見るソーシャルとビッグデータの役割(KDDI R&A)

米国大統領選で見たネット・ソーシャルと「本来の民主主義」の関係:日経ビジネスオンライン

【海部美知 for Cloudian】AWSを使ったオバマのケチケチ「マネーボール」作戦を企業も活用へ - トピックス - ZDNet Japan

私は2008年の前回大統領選の後にも、この件についてのかなり詳細なレポートをクライアントのために書いている(非公開)。このときに集めた情報や考察したベースがあり、この時点から進歩している点を積み上げて今回のレポートとなっている。多くの点に思いを馳せるお題で、一つだけでは収まり切らないため、3部作となった。

ちょっと今急いでいるので、続きはのちほど。まずは、あわせてお読みください。

2012-09-23 アメリカの田舎パワー

[] アメリカの田舎パワー 11:40

こんな話とか読んでちょっと思ったことがある。

地方暮らしが限界な話(メモ)(追加あり): やまもといちろうBLOG(ブログ)

無職の父と、田舎の未来について。(9/24追記) - どさんこ田舎者、東京でいろいろつくる

先週は、会議出席のためラスベガスに行ってきた。ラスベガスはアメリカによくある超人工都市で、私が行ってたときも昼間の地表温度は華氏111度(摂氏44度)、砂漠だから水は遠くから持ってくる必要があり、電気の力を使って無理やり人が住めるようにしたような場所だ。例えば月面や火星や海底に人が住めるように人工環境の基地を作るというSF映画とかがよくあるが、それみたいなものだ。

19世紀に幌馬車に乗って人が東からやってきて、その時代以降に可能になったテクノロジーを使って、ユニット型の町を次々と荒野に置いていき、それを20世紀にアスファルトの高速道路で結んで車で物資を運ぶことで成立したのが今のアメリカなわけだ。この国が電気やエネルギ−をものすごく使うのも無理ないなぁ・・などと、ラスベガスで改めて実感したわけだ。

さて、ラスベガスでの会議に出席していたのは、全米からやってきた地域密着型のホスティング事業者たち。シリコンバレーのよくある最先端技術のものとは違い、出席者はほとんど白人ばかり中年以上のおじさんたちで、ネクタイとジャケット着用。あー、これだなぁ。テレコム系の会議に行くとこういう雰囲気によく出くわす。アメリカを面的にカバーするサービスって、これなんだよな。ちなみに、ラスベガスにやってきている観光客も、この方々と同じ傾向の老夫婦とかが多い。シリコンバレーでは感じられない、昔初めてアメリカに来たころの感じ。懐かしい。

アメリカも田舎の生活や経済は決して楽じゃないが、農業や鉱工業の競争力があるからなんとかやっていけるんだろうな、と思う。

パワフルな「産業」としてのカリフォルニア農業 - Tech Mom from Silicon Valley

農業と半導体とヒッピーの共通点 - 北カリフォルニア1960-70年代 - Tech Mom from Silicon Valley

そして、そういう土地の人たちが、エネルギー多消費型のライフスタイルに依存せざるを得ず、気候のいいわが北カリフォルニアのように、のんきに「エコ」だの「ロハス」だの唱えるヤツラを嫌うのも、わかるような気がする。

なんだかなぁ〜。それにしても、アメリカの田舎パワーはすごいよ。ホント。そして、この分散型の田舎経済のおかげで、アメリカのテレコムやモバイルは裾野が広い。

日本の田舎の問題は、そういうわけで私は肌感覚が全くないので何を言っても滑ると思うけど、こんなアメリカの状況と比較してみると、究極的には、「『イノベーションアントレプレナーシップ』により農業の生産性とマージンをあげる」ということじゃないかな、と思ったりする。「雇用を分配するための農業」じゃなくて、「マージンを上げる農業」。まー、難しいんでしょうけど、ね・・

2012-06-16 息子に学ぶ米国史:南北戦争で北が勝ったワケ

[][] 息子に学ぶ米国史:南北戦争で北が勝ったワケ 14:44

老いては子に従え、ということで、米国史を「自国の歴史」として学んでいる息子たちから、ときどき目からウロコの話が聞けて面白い。

飯を食いながら、小学生のほうに「電報とは何か」ということを説明していたら、高校生のほうが、「そうそう、南北戦争で北軍が勝ったのは電報のおかげなんだよ」と口をはさんできた。

南北戦争というと、「奴隷解放」の美談になってしまいがちだが、実のところ「近代工業経済」vs.「旧型農業経済」の間の軋轢であったことは皆様ご存知のとおり。で、工業経済だった北軍は、その力を駆使して「鉄道」と「電報」のインフラをがんがん敷設したのに対し、南は鉄道も電報回線(当時、電報はまだケーブルで送信していて、無線電報はなかった)も少なく、あっても北軍のスパイがケーブルをスプライスして盗聴しており、情報はダダ漏れだったのだそうだ。鉄道の人員・物資の輸送力については説明の必要もないだろう。南軍は自分で全部、銃や食糧を背負って移動していたのに対し、北軍は鉄道で武器や食糧を動かし、人は身軽に動けた。

前にも書いたように、日露戦争のとき日本軍は、その数年前に発明された無線電信をすでに取り入れていたようだ。(「坂の上の雲」の描写が正しければ、という前提で。)

私「そのちょっと前の日清戦争で日本が中国に勝ったのも、きっと日本のほうがテクノロジーが進んでいたから、なんだろうね」

息子「ウン、そうだよ。日本はアジア諸国の中で当時唯一、積極的に欧米のテクノロジーを取り入れたけれど、中国は内部抗争に明け暮れて、そういうことをしていなかった。日本はその前にすでに内部抗争に決着をつけてあった。それが、今日本が先進国になったきっかけだと学校(中学)でも習った。」

よく知ってるじゃねーか。いつの時代も、見えないところで「情報」が勝負を決するのだ。

KK 2012/06/16 21:33 まさに NCW であった日本海海戦
http://janafa.com/book-35/page-13.pdf

KK 2012/06/16 21:49 西南の役と暗号
http://www.amazon.co.jp/西南の役と暗号-朝日文庫-長田-順行/dp/4022605774/

tk_kappatk_kappa 2012/06/17 01:04 子どもって、大人とちがって「見栄をはってわからないのに分かったとふりをする」ことがないですよね。「わからないこと」は「わからない」ってちゃんと認めて勉強するから、大人以上に理解することがよくあります。

2011-05-11 ビンラディンと「アラブの春」と日本赤軍の末路

[][] ビンラディンと「アラブの春」と日本赤軍の末路 13:40

今日の日経ビジネスオンラインのこのコラムは、私が想像していたとおりのことを専門家が事実を示して説明してくれていて、面白かった。

ビンラディンは“タレント政治家”だった:日経ビジネスオンライン

ここ一連、エジプト・チュニジア・リビアなど北アフリカの民主化運動のことを、「アラブの春」というのだ、と友人に教えてもらった。「プラハの春」からきているのだろうが、なかなか風情のある言葉だ。

そういえば、これらの国で「反米」というスローガンは出てこない。ビンラディン殺害に関しては、アメリカでももうそろそろ、あまりニュースにも登場しなくなった。「報復するぞ」という声明が出たらしく、相変わらず飛行機周りなどは警戒が続いているし、オバマの支持率は絶賛急上昇中だが、まぁそれだけの話だ。

一方で、アメリカの報道では「イスラム圏の人たちのビンラディンや反米テロに対する支持は、もはや大幅低下している」ということが言われている。調査したのはアメリカの会社で、どこまで本当かはわからないといえばそのとおりだが、ではビンラディン殺害に抗議する反米デモが起きているかというと、そうでもないようだ。

上記記事にあるように、要するにビンラディンはもう人気がなくなってしまい、「反米」もすでに流行遅れになってしまっているということなのだろう。アラブの若者にしてみれば、911であれだけアメリカを派手にやっつけたのに、その後10年たっても自分たちには何のいいこともない、反米と言ってるのに他のところばかりで爆破事件を起こし、それで死ぬのはムスリムばかり、先進国に住むアラブ系の人々は露骨に差別されて不便この上ない、ということで、いい加減イヤになっていても不思議はない。

昨日も、サンフランシスコ空港に着陸しようとした飛行機で、「アッラーは偉大なり」と叫びながらコックピットを開けろと騒いだアラブ系の男が逮捕された。武器を持っていたふうでもなく、共犯者がいたようでもなく、一体何をしたかったのか理解不能。ただひたすら、メーワクなだけだ。

「報復テロがもっとひどくなったらどうするんだ」という声も少々聞こえるし、テロリストの組織は今でもあるのだが、彼らに対するイスラム圏大衆の支持基盤はなくなってしまっている、と考えてもよさそうだ。

思えば、70年代は国際テロリストといえば、イスラム原理主義ではなく、日本人だった。その日本赤軍は、どんどん先鋭化していくうちに大衆の支持を失い、結局リンチ事件とかあさま山荘事件とかを起こして自滅していった。

アメリカの有名な政治風刺コメディアン、スティーブン・コルベアが、こんなことを言っていた。「ブッシュは、テロリストを殺すことでアラブを民主化しようとしたが、実は彼は順番を間違った。アラブが民主化したら、テロリストを殺すことができたのだ。」

「アラブの春」が、テロリストの自滅をもたらしてくれればいいと思う。

hshowhshow 2011/05/11 20:17 日本赤軍と連合赤軍は全然別の組織です。言わんとしていることはわかるけど。

2011-05-09 日経ビジネスオンライン「送電・節電編」掲載されました

[][] 日経ビジネスオンライン「送電・節電編」掲載されました 09:13

昨日予告どおり、日経ビジネスオンラインのアメリカ電力問題についての記事、「電力不足解消のカギを握る『スマート』と『超電導スーパーステーション』」が掲載されました。前回に引き続き、Cando Advisorsの安藤千春さんと阪口幸雄さんにお話をうかがったものです。

電力不足解消のカギを握る「スマート」と「超電導スーパーステーション」:日経ビジネスオンライン