道路構造改革を提唱する私のPCのデスクトップにある「とにかき」というtxtファイル。これは、気になったこと、分かったことなど様々な話題を、とにかく書き留めておくためにあります。
この日記は、その一部を公開してしまおうというものなので、必ずしも公開できるレベルに達しているとは限りません。むしろ、ネットならではの即時性を活かした情報と意見の共有や交換を通して考えを高めていきたいと思っています。間違いなどありましたら気軽におしらせください。…と始めたものの、どうも違ってきています。
2011-05-02
■[チ法国家]飯田市のラウンドアバウト(ロンポワン)のライブカメラですが、社会実験の終了後も続いています。

ちょっと見てもらうとわかりますが、手前から環道に入るクルマの半分以上が「止まれ」で止まっていません。
歩行者等がない場合は、横断歩道の手前の停止線で止まる必要は全くないのです。
本来のラウンドアバウトでは、環道の入り口を優先権に従うポイントとし、必要があればそこで止まるのです。
そうでないと、環道側からすると、中途半端な場所で減速されることによる曖昧な動きが、そのまま入って来るのか、きちんと譲ってくれるのか、解りにくく、一々気を張ることになります。
誤った運用をして、放置して、止まらない。こんな違法行為の映像が垂れ流しでも問題にならない日本は、やはり無法国家(チ法国家)なのでしょう。
2010-11-23
■[チ法国家]黄色の灯火の意味は…

夕方のニュース番組を見ていたら、特集企画で、デンソーが開催しているアイデアコンテスト「デンソー夢卵(むーらん)」の出品作品や制作過程の様子が紹介されていました。
優勝作品以外も紹介されて、その中の一つが、交通信号機の下に、シャワーの幕を作って「とまれ」と表示しようというもの。
濡れなければ、アイデアとしては面白いな、と思うと同時に、頭によぎったのが、
頼むよ〜「ちゅうい」はやめてよ。ということ。
どうにか、文字がきれいに映せるように水を噴射できるノズルが調達できたということで、試してみる映像に…
まずは「とまれ」なかなかきれいに映りました。
次に青信号、「すすめ」 これは要らないよなあ、と思った瞬間!
ちゅうい
キター!!!
マジですか。
もう、泣けてくるというか、愕然とするというか。
一体、何人が制作過程で係わったの?
はぁ。もう何とかして日本。
2010-11-07
■[ニュース][Roundabout]日本で初のラウンドアバウト公道実験が始まりました。

飯田の吾妻町ロータリーをラウンドアバウト化する実験が始まっています。まずは、名古屋大教授の中村先生を始めとする関係者の皆様のご尽力に敬意を表したいと想います。
飯田ケーブルテレビさんよるライブカメラ<リンク>を見ると、皆さんきちんと環道側に譲ってますね。すばらしい。
誰ですか?日本人には無理とか言う人は(^^)
非常に気になるのは、優先関係に関する標識がどうなっているのかということ。
少なくとも、右下から入る道路には、横断歩道のかなり手前に「とまれ」と停止線が見えます。しかし、意義の不明な停止線なので、多くのドライバーがとまどったり、無視して環道の手前まで進んで止まっている様子がライブカメラでよく分かります。
日本には譲れ標識▽が無いという問題はこれまで指摘してきた通りですが、いよいよ法制化する必要が迫っているようです。
いつまでも、道路構造に見あわない非合理な規制標識を代用していてはイケマセン。遵法意識の錯乱と低下、標識の信頼性の低下など、問題が多いのです。
初の公道実験ということですが、全方向が一時停止規制になっているものであれば、東海環状自動車道の豊田藤岡インターのすぐ近くに既に整備済みです。やはり規制はほぼ無視されていて、実態としてはきちんとラウンドアバウトになっているので、譲れ標識▽さえ設ければ完成です!
もう一つ気になったのが、「エプロン」部分の通り抜け。中央島のまわりのゼブラの部分を英語では「エプロン」と言って、本物は一段高くなっていて内輪差の大きい大型車が後輪を乗り上げるためのものなのですが、これは平面なので、直線的に通り抜ける車両が少なくはないこと。
速度抑制効果が生きていないので少々ロータリーに近い状態のままですね。始めからある幾何構造で実験をしているので、いろいろと制約があったのかもしれないです。
ラウンドアバウトでない呼び方も早く創作しないといけないですね。
ロンポワンでなくてもいいので!
上が元の状態で、下は実験のため道路標示をラウンドアバウト的にしてある。
関連リンク
ロータリー交差点:事故防止効果、検証へ 長野・飯田でデータ収集 リンク
2010-08-29
■[無料化]小沢一郎候補への進言−高速道路無料化を昇華させよ

この機会に、小沢氏には、休日1000円や末端路線などに限られた無料化などの現在の政策に反対し、対距離課金制度(走行距離課税)の導入を代表選挙の公約にしてもらいたいものです。
党としての整合性は、導入に必要な科学技術の進歩に合わせた、より経済学的に合理的な方法に昇華させた、といえば問題ありません。一般道と変わらない感覚で使えるようにして経済にプラスに、という意味では無料化と理念は同じなのです。しかも無料化でのデメリットが軽減されます。
高速道路無料化政策は、国民の間で賛否が分かれ、民主党の支持率にとって±ゼロになっているとしか思えません。むしろ大衆迎合だとかポピュリズムだとか言われるネガティブな要素になってしまっています。
公約作りにまだ間に合いますか?是非ご検討ください。
今日は少しだけ、そのメリット、意義について書きます。
(道路の利用や整備の面はまたの機会にして、ここでは税金関連のみ。)
有料道路研究センターhttp://www.tollroad.org/【世界の有料道路、概要と最近の動向】のページによると、今欧米では2通り考えられているようです。
1、所有に対する課税をやめて、利用に対する課税に転換する。(オランダ型)
2、利用に対する課税を燃料から走行距離に転換する。(米国型)
日本では、一挙に2つを合わせたらよいのではないでしょうか。
つまり、所有に対する課税をやめて、利用に対する課税を燃料から走行距離に転換する。というもの。
その理由は、
- 実際に道路を使った分だけの課税として、平等性を増す。
−燃料を使わない(あまり使わない)エコカーと燃料だけの自動車の平等化。
道路を使うことの費用負担は平等であるべきではないだろうか、しかし、エコカーは、極端に走行経費が安くなり、適切な負担をしない。電気自動車(プラグインハイブリットの電気走行分)は、燃料税の部分だけで考えると、道路のただ乗りになる。
(ガソリンなどの燃料を使う自動車は、大気を汚染する分だけ外部不経済が大きいので、その分は燃料税を少し残してもよいかもしれない。→実際には、距離あたりの単価を少し高めにすればよいだけ。)
−自動車が必需品の地方部や農家で一家に何台も保有する必要のある人は助かる。(下記も同)
人は一度に一台の自動車しか運転できないのですから。
- 自動車の販売促進
自動車産業が経済を支えている日本では、自動車は売れた方が良い。
毎日の通勤や買い物はコンパクトカーで、排気量の大きいレジャー用も所有する。というように、2台所有して使い分けることで省エネにもなる。2台持つと保有の税金が高くなるので、不必要に大きなクルマで通勤している人は相当いるだろう。
※FAQ
- 電気自動車やハイブリット車の普及促進に反しないか?
燃料を買う方が高く付くので、自然と普及するでしょう。
2010-03-13
■[無料化]対距離課金制度−JANJANの書評の補足など

対距離課金制度(走行距離課税)の世界各国での最新情勢については、元道路公団職員の織方弘道氏が運営する、有料道路研究センターhttp://www.tollroad.org/に詳しいのでご覧下さい。
世界の有料道路 概要と最近の動向
アメリカ「走行距離課税」VMT Fee “全ての道路の有料化”
オランダの「走行距離課税」
ほか、
余談ですが、実に軽薄な情報ばかりを流すマスメディアの怠慢さに比べて、一個人でこれだけの情報を発信されていることはすばらしく、貴重で、ありがたく思っています。
上記は、政策や技術の面から見た対距離課金制度でしたが、具体的にどの道路で、どの車種に、どの位の料金を課金するのか、という研究は交通経済学の分野ですすめられています。
例:一橋大学の根本敏則教授 対距離課金による道路整備
- 作者: 根本敏則,味水佑毅
- 出版社/メーカー: 勁草書房
- 発売日: 2008/10/30
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 20回
- この商品を含むブログ (1件) を見る
この内容の要約版といえる記事は、2月3日付日経新聞朝刊「経済教室」(道路課金を考える上)に載りました。
いまや、無料化を進めれば公共交通の運営事業者や環境団体から反対され、無料化を滞らせるとマニュフェスト違反だと言われるようになっていますし、財源の面でも苦慮していることだと思います。
いろいろ考えると、もう、拙速な(とは当事者たちは言う必要はないですが)高速無料化から議論を飛躍させるべきでしょう。つまり、夏の参院選のマニュフェストに、自動車関連税制を含めた対距離課金制度への転換を掲げるべく、研究を急いで始めるべきです。
残念ながら、ウェブではまだこの制度を採り上げた記事はほとんど出ていません。諸外国で始まろうとしているのに対して、議論にすらなっていないほど遅れているのが現状ということでしょう。
時代の流れで、ゆくゆくは日本でもこの制度になると思いますが、たまには政治も、西洋からの遅れを急速に縮める働きをして、民衆を唸らせることがあってもよいのではないでしょうか。


「前方優先道路」という標識(補助標識含む)を知ってますか?
「ドットライン」という道路標示を知ってますか?
前方優先道路については設置されてる場所は(見たことはあります)本当にここにいるのか?というものですが、ドットラインについてはあなたの周りにも、
ましては合流地点には必ずと言っていいほどついてますよね。
また、3ページ目に「日本 進行妨害をしてはならない 存在しない」
の補足説明として「愛知県以外には設置されていないようですが」と書かれていますが、(道交法には記載されてないが、)ドットラインがつけられています
。
ドットラインの意味は、「誰にでも(外国の方でも)一目でわかりやすく」
という意味だとおもうのですが。
4ページ目、「優先権という言葉は存在しない」
「左方優先」という言葉を聞いたことはありますか?
日本では左から来た車に優先権がありますよね。
長々しい文章ですいませんが、用は「運転手が教えられたことを守れるか守れないか」だと思うんですが。
もしあなたが伝えたいことが「譲り合いの心を持とう」ということだとすると
、このままでは「道交法にきちんと記されていないから」と違った意味によみとれます。
もう一度、道交法と道路標識、道路標示の一覧を見直してから執筆されてはいかがですか?
大阪の中2
このサイトのテーマに関心を持たれていることはすばらしいですね。
多忙につき返事が遅れてもうしわけないのですが、取り急ぎ、
まずは「ドットライン」「左方優先」について返答させていただきます。
私がこのサイトを通じて伝えたいことは
以下の箇条書きである程度ご理解いただけるかと思います。
・ドットラインという用語ですが、
少なくとも運転免許の取得者の共通認識となっていますか?
(運転者教育で使われていますか?)
・必要な場所に、「必ず」設けられていますか?
(そうあるように法令が整備されていますか?)
・法令に文字通り「優先権」という言葉はありませんよね。
確かに、「左方優先」の規則はありますが、
これについても、
交差点で当然そうであるように左方優先に従った行動が
すばやく的確に行われていますか?
「あなたの方が左なんだから先に出てくれないとこっちが動けないよ」
(この状況で待ち切れずにこちらが動いて事故になると過失とされる)
逆に「こっちが左なんだからそっちは出てこないで!」
「優先権」の言葉が無いために、その概念が希薄な運転者が起こすこういった事態は、狭い交差点を観察したり、運転するようになればわかりますが、頻繁に起こっています。
オーストラリアの免許取得試験では、優先権標識に従って動けるのにすばやく動かないと減点されるそうですが、上記の行動は明らかに減点対象です。
優先権に基づく「左方優先」の規則があっても、しっかりと機能していません。
こんな状態に誰がした。と言いたいところです。