『星降り山荘の殺人』倉知淳1996/09講談社

御手洗とSMシリーズ(ってプレイじゃないですよ。森博嗣氏のシリーズです)、榎木津が好きなら猫丸先輩ものはお勧めです、と言われ読んでみましたが、全然キャラがかすらず倉知ものを読むのを止めていましたが、2ちゃんお勧めだったので読んでみた。

これは!まともじゃないですか!(西澤氏の饒舌がダメな人でも『猟死の果て』は読めるように、作家も文体を変えると思わぬ作品が誕生したりするらしい)
叙述もあり、密室もあり「あくまでもフェア」に展開している「ミステリ」。

鬱陶しいキャラクターが居ないだけでこんなに読めるものなんですね。
しかも後味も良い(と感じる方に一票)。

次は『過ぎ行く風はみどり色』です。また、爽やかそうなタイトル。

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『ラノすご どれだけ読んだかにゃ? 』http://www2r.biglobe.ne.jp/~alisato/enqLN/enq.cgiライトノベル投票していたみたいですが、西尾維新ってライトノベル作家だったんですね。
読んだ事ないけど森 博嗣氏との対談で読もうと思ったんで…メフィスト賞作家だけど。そういえば桐野夏生ライトノベル(野原野枝実名義『恋したら危機(クライシス)!』)書いてましたしね。読んでませんが、面白いらしいです。
『しずるさん〜』のような名作ばかりだったらバンバン読めるんですが、評価が割れるのが恐くてまだあまりガブリ寄り出来てません…。

愚者のエンドロール』は早速借りられたので『法月綸太郎の功績』読んだら読む予定です。

GBAでやったこともない碁を『ヒカルの碁』で学んでみようかと思ってます。でも箱庭終わらせられないな。セラピーだけあって。

世の中が巻き髪でふんわり自然なエルメスカール一辺倒なので、ぐりんぐりんパーマをかけた……のではなく、かかりすぎてしまったのだ。アーノルド坊やか蕃瓜樹鈴木かと思ったよ、自分で。パーマのロットを外されたときからそれまでは饒舌だった私が無言になった。その日に家でじゃかじゃかシャンプーし落としてみたが職場では「べティーブープだ!!」と頭をうりうりされた。うむ、名前がついたならいいか。認知されたならな。