名嘉睦稔 絵本原画展開催中
[名嘉睦稔][アート] 絵本原画展開催中
私の幼い頃のナンバーワンの絵本がむらかみつとむさんが絵を手がけた
「おおきなきがほしい」だった。
木の上にこんな素敵な家があったらどんなに素敵だろうと、夢み、憧れで、
絵本を見るたびにときめいていたものです。
だから、娘にも受け継ぎ、甥っ子、姪っ子にも、そして友達の子供にまで
この本を引き継いでいます。
そして、2003年、名嘉睦稔の書き下ろした絵本「紅逢黒逢の刻」
この絵本は男女の切ない恋物語。
大人が見てもきゅんとくるなんとも言えない悲しい物語です。
「泣いた赤鬼」を読んだ時のような、なんとも言えない気持ちになります。
これを、自分が子供の頃に読んだらどんな感想を持っただろう。。。。
私は、それから、この絵本も、親戚、友達と引き継いでいます。
これは、親子で共有できる絵本なのだと。
挿絵の美しさがすごいので、文章の意味の分からない小さな子供達も、絵を
見て楽しむ事ができると思う。それほど、この絵本を作るに当たり、装丁を
担当された方が、原画にできるだけ近い状態で成し遂げていただいた。
それぞれ、担当の方の熱い思いで、できあがった絵本。
名嘉睦稔さんの幼い頃、おばあちゃんから聞いたお話を、パンを発酵させる
ようにふくらまして、沖縄の自然をより美しく描いたものと思う。
6年振りに開く絵本原画展。
人魚夜話は13日土曜日までです。
蜘蛛の精、第2部は6月19日〜6月27日まで、お見逃しなく〜。
絵本のクオリティもかなりのものなんだけど、原画にはかなわないと思います。
名嘉睦稔さんの描く、力が、東京の京橋にみなぎっています。
このブログ見たという方がいらして、お会いできる事を楽しみにしています♪