春と化粧品と、あとPEN


スーパーで買い物をした際に僅か700円程度の現金すら財布に入っていなく焦ってクレヂットカードなどで支払いをする夜。財布の中の残金くらい把握しておけ三十一歳!という夜だった。
そして今日はスパゲチ*1ナポリタンが食べたかったのに、だいたいにしてあれは昼の食べ物だと思うし、今日中に使い切らないといけなそうな食材達のことが頭に浮かんで、ああ今日は駄目だ自由が効かん、としょげる夜だったりする。
その使い切る食材達は勿論自分で食べたくて買ってるわけだし、あり合わせ的メニューを考えるのは楽しい作業でもあったりするんだけど、なんつーの?なんか、下駄箱のサイズに合わせた靴を買う、みたいな本末転倒な感じがしたりして、いや、うん、たいした問題じゃないけどさ。冷蔵庫の中の食材が腐ろうとアタシは食べたいものを食べるくらいの自由さを持ち得ればいいんだな。でもそういう無駄が出来ない。悲しいサガ。
そして春は顔が痒くなっていけない。夜になってもまだ痒い。調べてないけど多分ヒノキの奴ら。
でも無印良品のヒノキの入浴剤が私は好きだ。今日はクナイプのバスソルトを買って帰った。
私は、どうも、匂い、というのに非常に敏感かつ執着があり、ストレスコントロールの一つに『匂い』というのが重要であることに気づいた。だから先日もロクシタンで普通よりは高価な石鹸やらハンドクリームやら買い求めてスーハー良い匂いで幸福な気持ちになったりした。
ちょっといい化粧品と下着と無駄のない建築設計は明日への活力ですよ。なんだそれ!
いや、女の人はコーディネートの中で一番高いのが下着とか許されると思うんですよね、あと、メイクアップそのものよりも基礎化粧品に投資しろとか思うんですけどね。たとえばコスメ系の記事などで紹介されている凄い美容液!みたいのが恐ろしく高額であると『ああ、これ一本でオリンパスPEN-Fが買えちゃうし、PENを採るよっていうかPENが余裕で買える化粧品ってスゲー!』とか思う次第である。PENで換算するのもどうかと思うけどね。

*1:雑誌・暮らしの手帖風表現、正しくはスパゲッティですネ

 アトリウムリストを作る

で、今日は、都内近郊で観られ得る高層吹き抜け建築を、職権乱用で調べていたりしてふと思ったのだけども。東京国際フォーラムっていうのは吹き抜けにカテゴライズされるのだろうか?

地上レベルから天辺まで、明らかにきちんと吹き抜けている。
けれども私は、あんまりこれに対しては吹き抜けっていう印象がない。いわば建物全体を巨大な箱舟のようにしか捕らえていないせいだと思う。しかし、この東京国際フォーラムと谷口さんの法隆寺宝物館は、折に触れて=カメラが代替わりする度に毎回撮り直している建物だなぁ。多分歴代所有カメラでの写真が全部あるはず。
このフォーラム写真も、今の愛機kodakV705を買ってすぐ撮ったヤツだ。で、多分表参道のプラダビルも、自分の中では折に触れ取り直し建築になるんだと思う、絶対。
そしてそう考えると自分の中の趣向がますます偏っていく気がするのでありました。
いつかは木造に傾くのかな。