ミドリコ雑記帖 このページをアンテナに追加

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May 02, 2018

[] 第148回日本シューベルト協会演奏会   第148回日本シューベルト協会演奏会を含むブックマーク

 私が神と崇める北村敏則先生が出演される演奏会、行ってまいりました。「シューベルト協会演奏会」とタイトルつけてますが、北村先生の話しかしません。すみません

 先生が歌われたのはW.A.MozartのEine kleine deutsche Kantate "Die ihr des unermeßlichen Weltalls"K.619(小カンタータ「無限な宇宙の創造者を讃めたたえよ」)でした。よもやの一番手だったので、遅刻しないでよかった……って心から思いました(演奏会、開演時間やら所要時間やらを読み違えて遅刻しがち)。

 先生ウィーン留学時代に教わった曲だというお話は伺っていて、どんな曲だろうと思いながら席についたんですが、そういえば先生CDに入っている曲でした。何度も何度も聞いた曲なんですけども、歌詞意味とか全然見ていなくて、予習してくればよかった……と後悔。

 でも、そんな不勉強状態で聞いたんですけども、やっぱりそんなの飛び越えて先生はかっこよかったです。めちゃくちゃかっこよくて、そして、愛を感じました。世界全体への愛、みたいなの。強いものも優しいものも全部ここにある、みたいな感じ。

 なんか、すごく難しくて深い歌なんじゃないかと思うんですけど(フリーメイソンの曲らしい。よくわかっていない)、この曲を教わったとき北村先生は今の私よりずっと若くて、CDの録音されたときでも今の私よりきっとお若くて、その先生にこの曲を教えようって思われた先生がいらして、それでこの曲を歌われて、時を重ねて、もっと深くなった歌をいま私が聞いている、っていうことの全部に、すごく打たれました。7分くらいの曲なんですけど、終わらないでいてほしい、って思いました。

 歌い終えて、投げキスしながら去って行かれたんですけど、なんだか日本人に見えなくて、きっといまステージの上にはウィーンの空気がそのままあるんだろうな……って思ってました。

 あっという間だけど本当に幸せ時間でした。北村先生モーツァルトもっと聞きたいな……いや、バッハ聞いてもシューベルト聞いても日本歌曲聞いても「これが最高」「もっと聞かせてください」って思うんですけど……でもほんとに、もっと聞かせていただきたいです……。

Apr 30, 2018

[]トップハムハット狂『BLUE NOTEトップハムハット狂『BLUE NOTE』を含むブックマーク

 先日MVが公開されて騒いでいたトップハムハット狂のアルバムが発売されました。

BLUE NOTE

BLUE NOTE

 よかった。すごくよかった。
 そして驚きました。

Next Season」のMVを見たときに、いままで顔出しを避けてるような雰囲気だったAOさんが、生身ひとつカメラの前に立ってることに驚いて、ソロでやっていくことへの決意のようなものを感じたのですが、アルバムを聞いて、いままでになく心情を吐露する曲が多くて、もっと驚きました。
 いやさ、曲タイトルが発表された時点で気になってはいたんですよ。「その後の心」とか、FAKE TYPE.が突然活動休止した後だけに、もうそれだけで意味深じゃないですか。
 だからその辺のことを匂わせるような曲なのかなと思っていたら、匂わせるどころかそのものずばりで、AOさんがそんな曲を作るとは、と驚いてしまったわけです。他の曲も、ストレートに内心に踏み込んだものが多くて、いや、FAKE TYPE.でも「青の世界線」とかあったけど、なんかもっとストレートで、びっくりしました。

 どちらかというとしっとりした曲が多いんだけど、バラードが苦手な私でも聞き入ってしまう。きれいなだけじゃなくて、AOさんが本気で心の中のことを歌ってるからなんだろうなと思う。そういえば魂音泉の曲でも、いつからAOさんの曲の心に訴える力が強くなってきた気がしてて、それはこのアルバムを作る過程で、自分と向き合う作業をしてきたからなのかな、と思う。ヴィレッジヴァンガードサイトでは「あのトリッキーRAPが帰ってきた!」ってコピーがついてたりするんですけど、それよりも「マイペースに創り上げた自分だけの世界」のほうが近いなと思います

 好きな曲って言われると結局は「全部」なんですけど、電波少女のハシシさんの声がすごく切なくて強くて、知らないところでこの二人は一緒に何かと戦って乗り越えてきたのかなって思う「Slip Walker feat.ハシシ from 電波少女」とか。これ、近未来SFっぽいアニメのクライマックスのところで流れたら絶対号泣するやつだと思う。「その後の心」は、アルバム聞いてイントロ2秒くらい聞いたところで「この曲! 好き!!」ってなりました。このアルバムトラックも全部あおさんなんですよ……。最近ネットラップ界隈で「きれいなんだけどちょっと引っかかって癖になる感じ……好き……」って思うとだいたいあおさんのトラックです。「SHABON-DAMA」の3+3+2のリズムも癖になる。これ、素直に空に昇っていけない、軽いんだけどちょっと重いシャボン玉っていう感じのリズムで、そう思うとまた切ないですね。「哀合傘」の弱さをさらけ出してくる感じも、本当なら私こういうタイプの曲苦手なはずなんですけど、好きです……なんか好きなんです……。
 刺さるのは「Whereabouts」で、トラックごとすごい胸に来ます……これライブで聞いてみたいんですけど、ライブで聞いたら盛り上がるんじゃなくてひれ伏して泣いてしまうタイプの曲ですね……「Parallel Blue」もトラック可愛いのに切ない。
「Memory Lane feat.らっぷびとはらっぷさんが柔らかいけどかっこよくAOさんを受け止めていて、二人の自在な声が絡み合うところがすごくいいし、K’sさんJAZZっぽいピアノがたまらないです。
「HWB」はFAKE TYPE.っぽいあおさんなのかなっていう感じで、「青色一号」は久しぶりの和風な感じのあおさんなのかーと思って聞いてたんですけど、青色のほうは歌詞を見て、そんな内容だと思ってなかったのでなんかうわってなりました。
 そんでみんな待ってた「Do it right feat.雨天決行ill.bell(RainyBlueBell)」は、私はもうこの三人が一緒にやってるだけで涙が出てくるんですけど、雨天さんの「kick in the door」がめちゃくちゃかっこいい……昔の曲の歌詞を出してこられるとそれだけでうわってなりますけど、三人のそれぞれのソロアルバムタイトルを並べて、「大変長らくお待たせしました」っていうところほんと泣けますね……三人ともこのままラップやめちゃうんじゃないかって思ってた時期があるだけに、本当に、本当に、待ってたよ!っていうか、ありがとう!っていうか……。
 最後の「ぐんないぶるーす」は、いろいろ深読みできそうなこのアルバムの中にあってどう受け取ったらいいのかいまいちわかってないんですけど、あったかくてかわいくて好きな曲です。

 私は初期からのファンではないんですけど、途中からでも、すごいなかっこいいなって追いかけてきた人がこういうアルバムを出してくれてとてもとても嬉しいし、あおさんが生身の自分をここまでさらけ出したアルバムを作ったってことにすごい感慨を覚えるんですけど、一方で、AOさんのこと知らない人にとってこのアルバムってどうなのかな、と思わないでもないです。曲は本当に文句なしにいいけど、知らない人からしたらここまでの経緯とか、昔の曲のフレーズとか「知らんがな」ってことだろうし……。(でも逆に、何も知らないでこのアルバム出会って感動したかったなって気持ちもする。これまでの歴史とか思い入れとかなしにこの曲たちに出会ってみたかったな)

 まあそんなわけで、一般受けするんやろかと勝手心配してるんですけど、私はこのアルバムが聞けてすごく嬉しいし、AOさんにとってこのアルバムを作ることは必要なことだったんだろうなと思います。だからこのアルバムが売れてくれたらいいなと思う。
 そしてこの次、AOさんはどんな歌を歌うのか、全然見当がつかないんですけど、どの方向にどんな風に歩き出すのか、その旅を見守ることができればいいなと思っています

 Spotifyでも聞けます

Apr 18, 2018

[]トップハムハット狂「Next Seasonトップハムハット狂「Next Season」を含むブックマーク

 私の大好きなネットラッパー、トップハムハット狂がこの月末に初ソロアルバムを出すのですが、そこから先行で一曲配信されまして、本日MVが公開されました。

D

 これがもう……すごくいい……。

 あおさん(トップハムハット狂の別名義がAOなのです)が実写でMVっていうのがそれだけでもう感動だし、過去の曲の旋律が使われてて「あっ」ってなったりするんですが、いままでのあおさんの活動を知らなくても楽しい曲だと思います。軽快で、かっこよくて、でもちょっとリリカルで、かわいくて、奔放で、すごくいい。

 音楽的なことはもっとちゃんと言える人がいっぱいいると思うんですけど、私がこの曲すごく好きだ!!!! って思うのは、嘘のこと言ってる感じがしないとこだなと思います
 歌が実体験だとかそういうことじゃなくて、歌詞があおさんのことかどうかはどっちでもいいんですけど、あおさんがこの歌の世界を本気で歌ってるって思わせてくれて、私やっぱりそういう歌がいちばん好きなんだなって思いました。

 アルバムはもう予約してるんですけど、発売がますます楽しみに……っていうか、正直なところこの調子で一度にアルバム全部聞いたら精神が保たないので、一曲ずつ配信して欲しいです……。

BLUE NOTE/トップハムハット狂

Feb 04, 2018

[]サントリー山崎蒸留サントリー山崎蒸留所を含むブックマーク

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 お酒といえばもっぱらビール日本酒の私なのですが、蒸留酒も分かるようになりたい。いろいろ飲みくらべてみたい。せっかく近くにウイスキー蒸留所があるのだし。
 ……と思っていたところ、ライブ仲間のコジさんウイスキーちょっと興味を持っているご様子、この機会を逃す手はない、と強引に声をかけて、ふたりで冬の大山崎に向かいました。

 山崎蒸溜所の有料見学コースものすごい人気らしくて、土日の予約は解禁日に熾烈な争奪戦が行われているらしいので、私はおとなしくウイスキー無料見学コースに申し込みました。
  無料コースだと、何時から何時の間に来てね、というのが指定されて、あとは好きにウイスキー館を見て回ることができます。退出時間規定はなし。製造工程見学はできません。
 受付で名乗ると、リストをチェックして、入館証を渡されました。前の人は何か書いてたので、もしかしたらいきなり行っても入れるのかもしれませんが、予約するに越したことはないと思います。

 資料館ではサントリーの歴史とか、歴代ウイスキー資料とか、いろいろ見られたのですが、面白かったけどあんまり覚えてない……あとウイスキーの作り方についてはよくわからない……でも瓶とかきれいでした。昔のデザインも素敵。全部ポストカードにしてほしい(なんでもポストカードで欲しがる人)。

 さて、博物館美術館よりもミュージアムショップの好きな私のお目当ては売店と有料試飲です。
 売店にはウイスキーの小瓶とか、ウイスキーに合うおつまみとか、グラスとかスキレットとか、ウイスキーにまつわる本とかが置かれていました。ちなみにここ、カードが使えます。私はウィスキー樽で燻製したナッツを買いました。ウイスキーに合うポッキーというのがあったので、それも買ってみればよかったかも。

 そしていよいよ私的本日のメインイベント、有料試飲です。

 各種15mlずつ、試飲ができます。市販されてるお酒もありますが、ここでしか飲めないものも。一度に一人が注文できるのは三杯まで、おねだんは100円から2900円まで、おつまみソフトドリンクはありませんがお水は飲めます。ウイスキーを仕込んでる山崎の水です。

 15mlずつとはいウイスキー、どれだけ飲めるか分からないけどいろいろ飲みたいので、コジさんと半分こすることに。
 せっかく山崎蒸溜所なので山崎を飲みくらべてみましょう、ということになり、それでもいろいろあるので全部はとても無理。悩んだあげく、山崎12年の、それぞれ違う材質の樽で貯蔵したもの三種、ニューポットという、蒸留したての熟成させていないものそれから山崎25年(これが15ml2900えんのやつ)を頼みました。渡されるときに、「ニューポットは度数が高いので最後にお飲みください」と言われました。これだけ50度越えてるんだそうです。

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 ニューポットを先に飲もうと思ってたんですが(おいしそうなもの最後に残すタイプ)そういうことなら、と、最初山崎25年。
 お高いウイスキーなんて味分かるのかなと思ってたんですが、いや、これは分かる。
アルコール臭さがなくて、渋みとか甘みとか煙っぽい香りがすごくおいしい。

 続いて山崎12年を飲んでみると、うーんアルコールくさい……と思ってしまいました……。いや山崎12年って十分いいお酒なんですけど!!
 山崎12年は、ミズナラの樽(これが三つの中でいちばん高い)、シェリーの樽、パンチョンという樽の三種類を頼みまして、私はシェリーの樽がいちばん好みでした。色が濃くてちょっとカラメルっぽい味わい。でも一緒に行ったコジさんは苦手だと言ってらしたので、このへんは個人の好みだと思います。

 そしてニューポット。度数が高いといってもスピリタスほどじゃないし、まあいけるやろ……と口に含んでみたら、うっこれは。飲めない。
 アルコール度数の高さもさることながら、なんともいえない生っぽい癖があって、これなら消毒用エタノールのほうが飲めるのでは?? と思ってしまった……。結局残してしまいました。もったいないすみません。これが25年経つとあんな味になるんだなあ……もはや神秘……。

 お水もたっぷり飲んだのですが、ふたりで75mlを空ける(ニューポット残したけど)頃にはなかなかふわふわした気持ちに。でも、その酔い方がなんとも気持ちよくて、ウイスキーもっといろいろ飲んでみたいな……という気持ちになりました。
 今回は山崎の飲み比べをしたけど、響も飲んでみたい。他のシングルモルトも飲んでみたい。うめだ阪急の地下にウイスキー飲めるところがあるからあそこも行ってみたいなあ……などと、夢は広がる一方なのでした……。

 山崎蒸溜所のサイト

 一緒に行ったコジさんの山崎蒸溜所のエントリ

May 18, 2017

[]Panasonic フードプロセッサー MK-K61-W Panasonic フードプロセッサー MK-K61-Wを含むブックマーク

 フードプロセッサーを買いました。

 近所のスーパーはひき肉がやたらお高くてなかなか手が出なかったのですが、ライブ仲間のお嬢さんの「フードプロセッサーを使ったらふわっふわの肉団子ができますよ!」というお言葉にそそのかされて購入を検討しはじめました。

 もっとお安いのもいろいろあったのですが、悩んだ挙句パナソニックにしました。パナソニックに決めた理由は「容器がガラス製」「安定がよさそう」でした。ひき肉がいちばん目的だったので、脂汚れが落としやすガラス容器というのは重要ポイントでした。
 あと、家電の使いやすさについてはパナソニックいちばん信用しているというのもあります。

 で、パナソニックフードプロセッサーは三種類あるのですが、その中では真ん中のランクのものを選びました。
 いちばんお安いMK-K48Pはナイフカッターおろしとろろカッターだけ、真ん中のMK-K61はブラックハードチタンコートカッター、鬼おろしカッターおろしとろろカッターパン羽根がついてきて、最上級のMK-K81にはさらにスライス・千切りカッターセットがついてきます。
 MK-K61にした理由は鬼おろしカッターが欲しかったからなのですが、実のところ買ってから数回しか使っていないのでした……。ただ、MK-K61以上は電源コードリールで巻き取ってくれるのが地味に便利です。

 大量の大根おろしが一瞬でできるし、手を使わずに長芋をすりおろせるし、玉ねぎのみじん切りも簡単だし、あとはやはりひき肉ですね。ほんとにふわふわのひき肉がすぐにできます。肉団子鍋とか、ハンバーグとか。最近レンジで作るミートローフブームです。わざわざひき肉を買っておかなくてもひき肉料理がすぐできるのがとにかく便利です。

 難点はかさばることでしょうか。このために流し台の下を整理しました。すぐ使いたいので、本体100均で買った大きめのカゴに入れています。ナイフカッターの刃は本体につけっぱなしにして、あんまり使わない他のカッター類は、ファスナー付きビニール袋に入れて、小さな書類立てに立てています。他の人はどうやって収納してるんでしょうねこれ……ちょっと気になります。