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2007-10-14

[]障害者プロレスの実況の素晴らしさ

障害者プロレス「ドッグレッグス」のリングサイドからの

実況アナウンスは女性社長が元気よく絶妙に後味の悪い爆笑を呼ぶ。

首にコルセットをつけてリングを這う障害者レスラーを

「彼は首をずっと脱臼しています、ここを攻撃されると死にます。」と

さわやかに紹介。これは笑って良いのかどうなのか自問しつつ、よし私は笑う。

全盲の柔道レスラーに、離れた位置からキックをしてすぐ逃げる作戦のヒキコモリ青年に

「彼は13才から5年間自室に引きこもって格闘漫画を読んでいましたからね。

 逃げることとと自分を守ることは得意です」と明るく実況。

リングでボコボコに蹴られている障害者に

「ああ、まるでホームレス狩りのようです」とか。

頑張って美しく生きている障害者と、

それを応援する善意の健常者という福祉スタイルとは対極なんだけれど。

それぞれどうしようもなくしんどい現状があって

でも生きていくためには取って付けたような親切だけでは不足で

障害者も健常者もぶつかり合えば流血なんかもするし。

とにかくドッグレッグスは試合にこの実況があってこその素晴らしさですよ。


下肢に障害がある永野選手は「この団体で唯一24時間テレビに出演できそうな

さわやかなキャラクター」と紹介されていて、試合前の映像で

今度、東京から福岡までハンドサイクルという手で漕ぐ自転車で移動する

というチャレンジプランを美しく発表。

しかしそれに対抗して相手の障害者選手は「僕も世田谷からディズニーランドまで

ママチャリで移動を達成しました」というおちょくったような映像を発表し感動の足を引っ張る。

おまけにその直後の試合では倒されてもまたクネクネと起きあがり勝ってしまう。

それでもがんばれ爽やか選手。

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