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2011-08-17

〜2011上半期ニコマス20選を振り返る〜02

色黒の社長と、事務に向かない事務員の話。

02 ガルシアP

PのMVPが狛痴Pなら、
こちらは作品として、個人的に2011年度上半期癸韻離離戰泪后
何度リピートしても、その旨さに酔いしれることのできる、
絶妙な作品です。
まさに、熟成された秘蔵のモルト、といった感じ。

今一番、続きを楽しみにしている連載モノです。


…はい。
というわけで、2番手に選んだのはガルシアPでした。

今回のまとめ動画の結果を見て分かるとおり、ノベマスで高支持を得た作品です。


ガルシアPの上手さに比べたら、自分のコメントの「秘蔵のモルト」なんて、どれだけ稚拙なことか…と、赤面モノではあるのですが、でも、これが正直な感想なのです。

元々、SSに長けた方で、且つ、自分も楽しんだ「ぐるm@a!」の主宰である、ということは承知していたのですが、実際のところ、氏の作品をきちんと見たことがなかったのです。
これは大いに反省すべきなのですが。


サムネも正直、地味。

ともすれば見落としてしまいそうなのですが、ふとクリックして、そこで見た世界観は、まさに、「こんな未来も見てみたい」というものでした。

SSで培ってきた文章力。
「ぐるm@s!」で露になった構成力。
(ハリアーP&弓削Pとのコラボで気付いていたはずなのに…)
そして、これまで発表してきた作品を通じて磨いた、ニコマスでの表現力。

それら全てを集結してきたのが、この「とのばな」ではないか、と感じたのです。


「秘蔵のモルト」なんて、陳腐な表現をしてしまいましたが、一見して、この動画は、これまでのガルシアPの集大成だ、と、勝手に感じちゃったんですね。


ここに出てくるキャラクターは、どれも、あきらめることを知らない。
それが、個々のパーソナリティによるものなのか、この物語以前の環境や経験を通じて得たものなのかは、視聴者側には分からない。
ただ、明らかに「信念」がある。
だからこそ、ふと発せられる一言に、視聴する側は魅せられるのだ…。


…なんて、「見る専」が思わず語ってしまいたくなるような、クオリティの高いノベマスなんて、そう存在しません。

ともかく、個々のキャラクターが立っていて、しかも、原作と比べてもブレが無く、「本当にこんな未来になっているのかも…」と思わせる、そのストーリーテリングの高さは、見事というより他にありません。

アイマスキャラをパロってみました、なんて、安易な考えはこの動画には無い。
本当に個々の人格を尊重して、ストーリーを巧みに組んでいるんだなー、と思います。

そうなると、ミスリードも心地いいんですね。
わざとそう仕向けるように、物語に現れる言葉は、必要最小限に抑える。
更に、影絵であるが故に、表情も分からないので、視聴する側はいくらでも想像を膨らませることができる。

このテクニックは、まさに「匠の技」だと思います。

先程あえて「主宰」という表記をしましたが、どうも、ガルシアPが料理の鉄人の鹿賀丈史とダブってしょうがないのです。
鉄人を引き連れて、ニコマス界の激流に満を持して飛び出した主宰…そんな姿が、作品から見て取れます。

しかも。
今現在においてすら、この物語はまだ、その全容が明確ではないのですね。
相関図を作っている方もいらっしゃったくらいですし。
間違いなく、今から見ても面白い、2011年随一のノベマスだと思います。


この物語を紡ぐガルシアPに、心からの敬意を。



…さ〜て。

01、02と続いて、結構、お腹いっぱいですよね。
となると次はデザートを戴いて、リラックスしたいものです。
ここで選んだのは、個人的な嗜好ではありますが、「素の可愛さ」が表現された一品であります。



…というわけで「〜2011上半期ニコマス20選を振り返る〜03」に話は続くことになります。

〜2011上半期ニコマス20選を振り返る〜01


自演アイマス紙芝居 『竜宮狛痴』

01 狛痴P

自分ごときが言うことは、何もありません。
個人的に、文句なしに2011年度上半期MVPのPです。


悩みに悩みつつ20選を選び終えたとき、「さて、これをどんな順番で紹介すべきか」ということが頭に浮かびました。
再生順、投稿順、何でもいいんですが、やっぱり、連続再生して自分が気持ちいい順番にしたい、という欲が出てきました。

そこで浮かんだのが、「紅白歌合戦」

もちろん、アイマスですので、白組はジュピターと涼ちんと真しかいない訳で、まんま真似はできないのですが、構成だけは、あの雰囲気で行きたいな〜、と考えたのです。
20で選んだ作品のコメントでも、その辺は仄めかしていますね。


じゃあ、まず、トップバッターに求められるのは何だろう。
そんなことを考えたときに、以下のキーワードが浮かびました。

・フレッシュ
・勢い
・意外性
・その年(20選であれば、この上半期)の象徴

…これらを思い浮かべたとき、一番しっくり来たのが、狛痴Pであり、「竜宮狛痴」だったのです。

・フレッシュ
→なにせ、ドリクラ紳士であり、まだまだニコマス界隈では新鮮な存在です。

・勢い
→スピーディーな展開は、ショートコントを想起させます。

・意外性
→これはダントツでしょう。手書き&フルボイスのインパクトは凄いの一言。

・その年(20選であれば、この上半期)の象徴
→これら3つが組み合されれば、もうMVPモノです!


紅白で言えば、「ナンダカンダ」を熱唱した藤井隆。
あのインパクトに匹敵します(笑)


ともあれ。
初見のときの「何じゃこりゃー!!!」という感覚。
そして、ニコマス界にまだこんな逸材がいたのか、という喜び。
その衝撃は凄かったのですね。

真面目に考察しますと、
・親しみやすく且つ個性的なタッチの絵。
・「いい声」なのに、なぜ全て演じた、という、そのボイス。
・ストーリーとしてまるで破綻していないのに、テンポのある構成。
どれを取っても、その個性は際立っていたと思うのです。

今までの紙芝居モノでは、会話はどうしても文字に頼るか、せいぜい中の人の「声」をピックアップする、というのが、主流だったと思います。
もちろん、「喋ってみた」系が無かったとは断言しませんが、こうも堂々とされると、その潔さに感服しないわけには参りません。
また、発想として、見事だったと思います。

これらをトータルで考えると、個人的にはMVPを与えても、何の遜色も無いな、という結論に至ったわけです。

もう、スマイル体操は狛痴Pの声無しには聴けない…。
いつか、FullバージョンがUPされるのを楽しみにしています(笑)




…さて。
紅白の構成を意識するとなると、困ったのが、2番手は何にすべきか、ということでした。

感覚としては、
・トップバッターに負けないインパクトが欲しい。
・ヒットしているのは当然。
・でも、新人というよりは、実力派というか、本格派が望ましい。
・もうここで出すの?でも、いずれはトリを取るかも…?と感じさせる位の作品がいい。

そう、頭の中は完全に「若手演歌歌手」ぶっちゃけると、氷川きよしレベルは何か、というところに行ってたのです。

…やばい、こんな書き方をすると、ご本人は怒るかもしれない。
でも、自分の中では、この方・この作品しか思い浮かばなかったのですね。


…というわけで「〜2011上半期ニコマス20選を振り返る〜02」に話は続くことになります。