マリア様がみてる ウァレンティーヌスの贈り物(前編) 今野緒雪 コバルト文庫

内容
 バレンタインデーを間近に控えた乙女たちは準備におおわらわ。
 福沢祐巳もお姉さまである小笠原祥子にチョコレートを渡そうと奮闘するが、問題発生。
 昨年の祥子はことごとくチョコの受け取りを断わったのだという。
 また新聞部と山百合会つぼみ合同企画の邪魔にならないように気を使っていたことが、
 祥子にとってはまるで避けられているかのように感じられ、
 さらに間の悪いことに祥子へのチョコのことを同じつぼみである藤堂志摩子支倉令に相談しているところを見つかってしまい、
 祥子の怒りはいよいよ頂点に。
 突然のことに泣くことしかできない祐巳
 果たして、祐巳はお姉さまにチョコレートを渡すことができるのか・・・。
感想
 白薔薇さま蝶サイコー!(*´Д`)
 いや、本当にいいところで登場していい役をさらっていきますな。
 それだけにあと少しで卒業してしまうことが本当に残念で残念で。(´・ω・`)
 まさに私の心境も「もうすぐ白薔薇さまは卒業しちゃう。そうしたら、どうしよう。」なのであります。

マリア様がみてる ウァレンティーヌスの贈り物(後編) 今野緒雪 コバルト文庫

内容
 瓢箪から駒的に祥子とデートすることになった祐巳
 デート当日、お嬢様である祥子は庶民の生活を全く知らなかったことが判明。
 果たして祐巳はお姉さまに庶民としての振る舞いを伝授することができるのか・・・。
感想
 唐突ながらこれを思い出した。
 「お姉さま。ファーストフードのハンバーガーには、ナイフやフォークは付きません。」
 お嬢様な祥子さま、蝶サイコー!!(*´Д`)
 そういえば、本編は福沢祐巳の視点から語られますが、番外編等は第三者の視点から描かれているんですね。
 こうして見ると同じ場面でも全く違って見えるからおもしろい。
 「街」等のゲームを知っている人にはザッピングシステムと言えばわかりやすいと思うけれど、そんな感じ。
 そうだ、マリみてがゲーム化の暁にはぜひザッピングシステムの導入を!(ぉ

ふと気付いた

今回の目的の一つによさげなマリみて本の収集がありますが、
まだ全部読み終えてない私にとっては、思い切りネタバレする危険性があることを考慮に入れてなかった・・・。
手にとって内容を確かめたい、でもネタバレしたくない・・・。
となると表紙買いになるわけですが、それはあまりにも危険。
表紙が良くとも内容が自分に合うかどうかまでは、やはり実際に読んで見ないことにはわからんのです。
・・・Read or DieじゃなくってRead or Read、どっちを先に読むんじゃゴルァという問題発生です。(;´д⊂)