起点ポケモン

前回のお話の続きです。

クレセリア 冷凍ビーム 電磁波 神秘の守り 威張る メンタルハーブ
クレセリア 冷凍ビーム トリックルーム 威張る 手助け メンタルハーブ
ボルトロス 10万ボルト 電磁波 威張る 挑発 オボンの実
エルフーン ギガドレイン 追い風 威張る アンコール 気合いのタスキ


前回、守りのポケモンと攻めのポケモンについて説明しましたが、そのどちらにも属さないポケモンがいます。
それが上記にあるような、そのポケモン自体は攻める能力は二の次、しかし自分自身を守り切るわけでもなく仕事さえ終われば退場しても全然構わない、むしろ退場することが理想である場合もあるポケモンたちです。
今回はそういう性質を持ったポケモンを「起点ポケモン」と名づけることにします。


この起点ポケモンにも攻めの構築向け、守りの構築向けのポケモンがいます。
上記の例でいうなら、電磁波クレセリアは電磁波という永続的に残る状態異常をばらまくことを目的とし、自身の退場能力も低めなため時間をかけて戦う守りの構築と相性のいい起点ポケモンと言えます。
逆にエルフーンは、追い風というターン制限付きだけどリターンの大きいSサポート技を使い、本体が長持ちしないため、攻めの構築と相性のいい起点ポケモンと言えます。


起点ポケモンは、性質の合わないものと組み合わせると腐り方が普通のポケモンの比ではないので、構築時は特に気をつけなくてはいけない部分だと考えています。