水無月入り

 梅雨の季節とは無縁を思わせる6月入りです。
昨日まで3日続きの真夏日、今日は最高気温29度と聞けば、
少し涼しいと感じてしまう、不思議な気候が続きます。
暑さを理由にして体の動きが鈍く、計画倒れが多いことに
少々自己嫌悪、今月は行動的にと月替わりの今日思います。


 通算15年乗り続けたBMWと別れたのは5月24日のこと、

運転中にきな臭さを感じて、それをきっかけに「車を替える」が
具体化しました。何かあってはの恐怖心が先行したのは
老体になったこの車に何かと故障が多かったという前提があります。
それでも一心同体のように私を助けてくれたBMW
家族の思い出がつまった彼に哀惜の念絶ち難く、
躊躇、後悔、さまざまの思いに苛まれながらの決断でした。
安全を第一に位置付けしての決断でしたけれど、
体より心が重かったのはこのことが理由の一でした。
今月は、父の13回忌です。
会ったことのない大いいちゃまに会いにNoahがやってきます。
彼もまもなく8歳になります。
夫が旅立って10年、彼はいいちゃまも知りません。
年月が目まぐるしく流れ、周りはどんどん変化していきます。
私も留まってはいられません。
やらねばならないことが山積しているのですから。


 今朝のこと、10年前にJohnが夫に贈ったアマリリスが二輪、
ポンとはじけるように花開きました。

やさしい色合いに励ましを感じて、心は前に向いています。