今年3冊目のビル・エヴァンスの本

ビル・エヴァンスに関する本をまたまた購入してしまった。今年三冊目。

今日、手に入れたのは「定本ビル・エヴァンス」で、例の友だちに貸して返ってこない、雑誌「ジャズ批評」の特集号を再編集したもの。

定本 ビル・エヴァンス (ジャズ批評ブックス)

定本 ビル・エヴァンス (ジャズ批評ブックス)

ちなみに今年になって購入した第一作めは中山康樹さんの「ビル・エヴァンスについてのいくつかの事柄」

ビル・エヴァンスについてのいくつかの事柄

ビル・エヴァンスについてのいくつかの事柄

で、次いでやはり中山康樹さんの「ビル・エヴァンス名盤物語」を読んだ。

三冊も本を買ったのに、CDはヴィレッジヴァンガードのセッションしか買っていない。

ま、新譜が出ないのだからこんなもんか。

「フランソワ・ル・シャンピ」

リンクしているid:So-Shiroさんの日記http://d.hatena.ne.jp/So-Shiro/20051009で、ジョルジュ・サンドの小説集のことが取り上げられていた。ジョルジュ・サンドの小説といえばマルセル・プルーストの小説「失われた時を求めて」で、夜、ママンが眠れない語り手のためにジョルジュ・サンドの小説「フランソワ・ル・シャンピ」(みなしごフランソワ)を読んであげるシーンを思い出すのだった。
http://d.hatena.ne.jp/mii0625/20040719

しずちゃんのこと

南海キャンディーズしずちゃんのことについてリンク先のおぎーのさんの日記http://plaza.rakuten.co.jp/ogieno/diary/200510080000/を読んで考えてしまった。
ぼくは医学生だったころ、森有正先生、辻邦生さんに影響を受けて文学を勉強したいと思うようになった。そして辻つながりで北杜夫さんの「楡家の人々」を読み、精神科医に興味を持った。その頃加賀乙彦さんの「フランドルの冬」が発刊されたり、帚木蓬生さんの新刊が出たりしてますます精神科への興味が強くなったので、医学部4年生の夏休み、4週間、精神科の病院で臨床実習を受けた。しかし、そこで見た、入院患者さんたちの姿は、精神科の病気に文学的アプローチをするなどということは考えられないものだった。
そこで、もう一つ興味のあった、「免疫・アレルギー」を研究すべく、皮膚科医となった。
近年、分裂病→統一障害、痴呆症→認知症などの病名の変遷と、自閉症アスペルガー症候群などの新しい概念が次々と出てきている。しばらくアスペルガー症候群http://web.kyoto-inet.or.jp/org/atoz3/ask/utiyama/を勉強して、南海キャンディーズしずちゃんを見守っていきたいと思う。

白い夏の墓標 (新潮文庫)

白い夏の墓標 (新潮文庫)