交響詩篇エウレカセブン

早くオープニング変えやがれ(日曜朝のアイサツ、大きな声で)


正直、最近よくわかんなくなってきました。エウレカが情緒不安定なのはいいとして、レントンが地味に病気クラスの躁鬱っぷりを披露してるあたりが気になります。上下激しすぎないか。無理に深刻になろうとしてないか。自分のジジイと今週登場したジジイを重ね合わせてたとしても、エウレカの言うことが耳に入らないくらいの状態になるってのはよくわからん。なんか納得がいかん。入り込めません。ホランドレントンぶん殴ってるシーンをもっと続けてくれ、とか思い始めてしまうのは、いち視聴者として、かなりよくない傾向なのではないか。タルホさん僕を叩いてもっと叩いてたのしくたのしくやさしくね、とか思ってしまうのは、いち視聴者としてはもちろんのこと、人間としてもかなり危険なのではないか。もうちょっと後に来ると思ってた「アクペリエンス・2」がもう来週に放送されますが、こんなんで急展開かまされても困っちゃう。あ、そういや細かいことですが、ラストの「つづく!」っていう能天気ナレーションがなくなったのは良かったと思います。エンディングテーマには間髪いれず移行したほうがいい。まあ僕の個人的な好みですけど。潔い演出が好き。『プラネテス』っていうアニメでもラストはスパーンと決められていて、それがとても良かったのですよね。ハイ、プラネテス信者です。

仮面ライダー響鬼

うはー面白いなあ。モッチー関連のネタを提供してくれるあたりも抜かりない。

夜、コンビニの駐車場でたむろするDQN2名(以下D1、2)。制服姿で現れるモッチー(以下モ)。
D1「あ? なんだよお前。何見てんだよア?」
モ「昨日は――」
D1「あ? 聞こえねえよオネエチャン」
モ「昨日は、明日夢が世話になったわね」
D2「何お前。このカワイコチャンと知り合いなん? 紹介しろよ紹介ウエヘヘ」
D1「いやしらねえよ。なんだよ明日夢って何コイツ」
モッチー、カッターを取り出す。ゆっくり、刃を出す。
モ「見てたわよ。全部。全部、見てた」
D1「何コイツわけわかんねえ、キてね? マジやばくね?」
D2「バッカ、最近の女の子はこんくらいエキセントリックなほうがいいんだよ」
D2、モッチーの肩に手を置く。
D2「カワイコちゃん、こんな奴ほっといて俺と遊ぼうぜしっぽり遊ぼうぜ」
光る刃先。刹那、血しぶきがあがる。周囲から悲鳴。
D2「ミギャアアアア! 手が! 俺の手首から血がアアアアア!」
D1「て、てめえ、いきなり何すんだゴラ!」
D2「血がとまんねえよおおおおおう。痛いよおおおおおおおおおおう」
モ「あなたは――こんなものじゃ済まさないわよ」
D1「ひっ! お、俺が何したっていうんだよ!」
カッターに付着した血を制服の袖で拭き取るモッチー。
モ「明日夢を傷つけていいのはアタシだけ――誰にも、触れさせない」
D1「き、昨日ボコった男のこと言ってんのか? アレぁアイツが悪ィんだ、アイツが――」
モ「明日夢の悲鳴を聞いたのはこの耳?」
閃光。
D1「ギャアアア! 俺の耳が、耳がアアアアアアアア!」
D2「痛いよおおおおおおおおおおう」
モ「明日夢の苦しむ姿を見たのはこの目?」
閃光。
D1「ウギャアアアアア! 目が、目がアアアアアア!」
D2「血が止まらないよおう」
店長「救急車呼びましょうか?」
自動車のバックライトに照らし出される返り血に染まったモッチー。
モ「この、手が、指が、足が、明日夢に触れたのね? アタシの明日夢に触れたのね? アタシの明日夢に。アタシのアタシのアタシのアタシの」
D1「ゆゆゆゆ許してえくださいごめんなさああああい」
D2「意識が遠のくよおう」
モ「なんで喋ってるのあなた。死人に口なし、のはずでしょう?」
D1「ひ、ひ――――」


モッチーは相手の返り血を浴びることで「仮面ライダー鬼嫁・紅」と化す。白い制服じゃないと赤い血が映えないので、紅には夏服の間しかなれない。こうなってしまったらもう最後、相手も真っ赤に染まるまで止まらない。たまに明日夢くんも巻き込まれて死ぬ。