HERE COMES THE SUN

太平洋の南の島マーシャル諸島からの日記です

外国人とガーラ湯沢

新幹線も初めて

この冬の一時帰国で、私が一番楽しかったのはスキー。今回案内した親子から「雪をみたことがないので、ぜひ見てみたい」というリクエストがあり、新幹線で日帰りで行けるガーラ湯沢スキー場へ行った。もちろん、我が家の子供たちも初めてのスキー場。私は12年ぶりにスノーボードをした。滑れるのか心配だったけれど、まずは初心者コースを滑ってみたら、体が覚えていてわりと大丈夫だったので一安心。久しぶりにゲレンデを滑って、スキー場の楽しさを思い出すことができた。以前なら自分が好きなだけ滑れたのだが、今回は子連れ&初心者の友達連れ。お世話をしたり教えたりで忙しく、なかなか自分が滑る時間がなかったので、日帰りじゃなくて泊りにすればよかった!と思ったほど。スキーに挑戦したハルカは、スキースクールに入りそびれて、パパによるスキー塾で特訓。途中、できないと悔し涙をしながらも、最終的に斜面を滑って降りれるようになったので、スキーが気に入ったようだ。また行きたい!と言っているので、それを聞いて私もとても嬉しい。今度は泊まりでぜひスキー場に行きたいなあ。でも次回またいつスキー場に来られるのか、未定なのが悲しい...。
一緒に連れて行った友達親子は、午前中だけ初心者の中国語対応スクールに入ったが、リフトに乗るところまではスクールでやらなかったので、それ以上は怖いといって練習もできず、滑れるようにはならなかった。中国語レッスンは生徒15人程に先生2人だった。外国人向けに中国語レッスンがあるのもすごいけれど、もちろん英語対応のレッスンもある。なんとなく、英語のプライベートグループレッスン(事前予約)のほうが、先生の教え方も上手で少人数で良かったのかも、という気がした。そもそも彼らは一般的な日本人のように、今日は一日スキーをして滑れるようになるぞ!というような気迫はない。だから雪山とスキー体験という程度になってしまったけれど、写真をたくさん撮って満足していたようなので、逆に日帰りでちょうどよかったようだ。泊まりでスキーをするよりも、日替わりで日本のいろいろな場所を訪れるほうがいいみたい。
ガーラ湯沢は外国人対応がしっかりしていて、スキーをしなくていいから雪を見たいという外国人のニーズにも応えられるようになっていた。雪用の長靴とソリだけのレンタルがあり、それを借りてゴンドラに乗ってゲレンデまで行けば、スキーウェアなしでも雪遊びができる。ソリ&雪遊びエリアは、どのスキー場にもたいていあるけれど、私が知る光景は数組の親子がちょっと遊んでいる程度のもの。それがガーラ湯沢では、午後になるとゲレンデ以上にソリ&雪遊びエリアに人がいっぱいで、多くの外国人で賑わっていた。あんなに賑わう雪遊びエリアを見たことがなかったのでビックリした。ガーラ湯沢へは、JRの外国人観光客専用の東京近郊3日間乗り放題チケット"Tokyo Wide Pass"で新幹線の指定席乗車券分までカバーされている。このパスを持っていたら、ガーラに行くだけで元が取れる程お得なので、行ってみるのもいいと思う。