ガールズ農場で野菜満喫の収穫体験ツアー　大型板そばも登場（河北新報）

２０代の女性７人が野菜やコメ作りを手掛ける山形県村山市の農業生産法人「ガールズ農場」で７日、収穫体験ツアーが２日間の日程で始まった。参加者は畑で夏野菜を収穫したり、取れたての野菜を味わったりして真夏の一日を楽しんだ。

約５０人が参加。農場で働く女性たちの案内で、トウモロコシや枝豆、ジャガイモなどの畑に入り、収穫作業を体験した。

昼食には早朝に収穫したばかりのナス、カボチャ、トマトを盛って石釜で焼いたピザや、打ちたてのジャンボ板そばなどが出され、参加者は疲れを忘れて堪能していた。

ミニトマトを収穫した村山市の会社経営菊池啓祐さん（５８）は「トマトは濃厚な味。ピザも本格的でおいしい。農業の後継者不足の中、農場の取り組みには注目している」と話した。

収穫体験ツアーは、農産物を市民に収穫し味わってもらおうと、農場が地元農家と連携して初めて企画した。高橋菜穂子代表（２８）は「炎天下の中、とても楽しんでもらえた。夏の恒例行事として定着させたい」と話した。

女子で始める農業改革【山形ガールズ農場】　農業生産法人　国立ファーム株式会社
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