誰もが通る道


日中は蒸し暑く相変わらずの不安定な天気。夜になって幾分涼しさが感じられる。遠くで花火のあがる音が聞こえてくる。梅雨時の天気と真夏の風情が同居しているようだ。


家庭菜園では今年もオクラの収穫の時期になった。野菜としてのオクラの評価は高い。あの不格好な形でネバネバのオクラからはなかなか想像もつかない清楚で涼しげな花だ。アオイ科らしくムクゲやハイビスカスに似ている。花あり実あり、才色兼備の植物だ。


中国の高速鉄道の事故。安全・人命尊重に基づいた対応がなされていない。やっぱり中国のやることだ。と自分も含め誰しも見下したような感想をもらしている。考えてみれば、日本だって経済発展優先で大きな公害問題を起こしている。「誰もが通る道」だろう。


それより、何より隣国中国が鉄道事故で見られたような感覚で原発の対応してもらっては大変なことだ。放射能が西風に乗って飛んでくるのは日本なんだ。鉄道事故を教訓に経済発展と同時に安全・人命尊重の精神の発展もしてもらわなきゃ。