オウム裁判


けさの最低気温は5度を切ったとか。寒くなった。朝のウォーキングもきょうから手袋着用だ。日が高くなってもきのうのような強風もなく穏やかな過ごしやすい日和。このところの冷え込みでウチのモミジもそれなりに赤みを増してきた。きのうの強風で掃き清められた澄んだ青空をバックにするとウチのくすんだような紅葉(こうよう)のモミジも十人並みに映るから不思議だ。



地下鉄サリン事件などオウム真理教が起こした一連の凶悪事件の刑事裁判が終結した。そして、松本智津夫死刑囚ら13人の死刑が確定した。審理の内容などまったくわからないが、結果だけをみるとどうも腑に落ちない点がある。国家転覆を狙った首謀者も首謀者の命令に背くことができず殺人を犯した者も同等の死刑だ。首謀者に死刑以上の何かを課さないことには被害者の遺族はもちろん、第3者の我々でも納得しがたい。


死刑廃止論者は被害者遺族になり代わって国家が仇討ちをするようなことは近代国家がすべきでないという。それは、それで一理あるが”悪法もまた法律なり”。現行法のもとで何か差がつけられないものか?