サイバー反戦
広く雲に覆われ、しかも湿度が高く、蒸し暑い一日。日中のウォーキングは滝のような汗をかく。そんな時に見かけるサルスベリは一服の清涼剤だ。ウチの庭では、まだ咲き始める気配もないが、丘陵地の畑の土手ではもう咲き始めている。ノウゼンカズラ、ムクゲ、サルスベリと夏の花木も勢揃いだ。
サルスベリの名前の由来をよく聞かれるが、幹がスベスベで猿も登れないところからのネーミング。また、夏から秋にかけて3ヶ月、百日くらい咲くことから「百日紅」と表記する。
猿も木からスベリ落ちることがあるように、国際的なハッカー集団も財務省や最高裁にサイバー攻撃をかけた時、霞が関と記すべきところを間違えて霞が浦となっていたことが先日の新聞に出ていた。いまや、工場や発電所の産業制御用システムを乗っとるウィルスなども開発されているそうだ。ハッカー集団が「霞が関」と「霞が浦」と間違えたように一つ間違いが起こったら原発が破壊されることだってあり得る。
そのようなことは白日夢で終わればいいが、誰も保証はしてくれない。サイバー反戦の運動が起こっても不思議ではない。