集団的自衛権の行使


朝から晴れ上がりからっとした、すがすがしい天気になった。こんな天気に似合いの花、ニゲラが冬越ししてくたびれかかったリナリアに代わって花壇で勢力を伸ばしてきた。世話をしなくてもどんどん増えるお利口さん。パステル調の薄いブルーの花、糸状の葉っぱ、花の中央から出ているにょろにょろ、花の後にできる実のおもしろい形。どれをとってもユニークだ。




クマさんは自家用車の保険の補償額を増額するために家族会議を開いて決めたいと家族に提案した。保険会社を変えればいいが、手続きが複雑だからとりあえず今の保険会社との契約の中で増額しようとしているのだ。理由は現役時代、休日しか車を使っててなかったがリタイヤーして頻繁に使うようになったこと。自宅の周囲の交通量が増えたこと。反射神経が鈍くなっていることなど環境の変化だ。


家族は増額=安心して事故を起こしやすくなる。につながる。今まで無事平穏にやってきたのは少ない補償額だからと緊張感があった。その緊張感をそのまま維持すべきだ。と反対することがわかっているので、保険会社から見積もりを出させて、それに対する自分の考えを付け加えて家族に家族会議を呼びかけたのだ。



集団的自衛権の行使について、政府の有識者会議が憲法解釈の変更で容認することを求める報告書を首相に提出した。首相は記者会見で「いかなる危機にあっても国民を守る責任がある」と述べ、本格的な与党協議に入る考えを表明した。


新聞の社説は思った通り、真っ向対立した論調だ。産経「異質の国脱却の一歩」読売「日本存立への行使、限定容認せよ」の容認派に対し朝日「戦争に必要最小限はない。自衛権の行使=戦争」


クマさんは、元気でフットワークが軽い内にあれもやりたい、これもやりたいとはやる気持ちで綱渡りをするようなことをしているような気がする。急いては事を仕損じる。家族とじっくり話合いをすべきだ。