FIFAスキャンダル


朝からの雨。昼ごろまで降り続く。西日本まで梅雨入り。この地方も時間の問題か。今週のカキコは「花は咲く」が続いたが、雨上がりの庭を見回すと季節の移ろいはどんどん進んでいる。花が咲き実がつき始めている。柿もキウイも実の形が整ってきた。ニゲラは実がはちきれんばかりに膨らんだものもあれば、周回遅れでまだ花を咲かせているものも混在している。


人生いろいろ、花の生き方もいろいろだ。はやいもので、今週の土曜6日は二十四節気の「芒種(ぼうしゅ)」。多くの生命が息吹き、その命の輝きをみせる頃と云われる。やっぱり、そういう時季をいうのか。雨上がりに玄関のドアを開けたら、なんと、1m以上もある蛇のお出迎えでないか。門の郵便受けに行ったら、ここの扉には何と鮮やかな色の蛾がお出迎え(写真は明日の日記にアップ)。動植物が息吹き、命の輝きを見せてくれるきょうこのごろだ。



芒種」の本来の意味をネットで調べたらこうだった。「芒」は、稲や麦などのイネ科の植物の先端にある、棘のような突起がある部分のことを言うことから、芒種とは稲や麦などの種蒔きに適した時期、という意味。



FIFA国際サッカー連盟)のスキャンダルで世界中が揺れている。なんで、米国の司法当局が?どうも腑に落ちない。2018年のW杯ロシア大会開催に対する嫌がらせともささやかれているが、米国はそんな度量の小さい国ではないと思いたい。世界の警察国家を自認する米国流の正義の押しつけでないだろうか。



わずかな得点で勝敗がつき、運不運に左右されやすいこと。違反をしても審判に見つからなければ「神の手」として大ヒーローが出現する不条理さ。これらのことが合理性と正義を重んじる米国の国民性にそぐわない。米国でのサッカーがアメフトやバスケットに比べて不人気なのはこんなところにあるのではないだろうか。


合理性と正義を重んじる故に不条理なスキャンダルには、お節介やきと云われようが、ついつい米国流の正義が黙っていられなくなったのではないだろうか。何と言っても、軍事費の出費なしで正義を貫いて世界の警察国家たる面目が保つことができるから。