後悔したアニソン


 さて、なんとも不思議なタイトルではありますが、今回はアニソンにまつわるある“後悔”の記事。
 まあ一言“後悔”といっても色々あるわけで、例えば「テレビサイズでほれ込んで手に入れたはいいが、フルサイズ聞いたら大したことないどころかダメダメな曲だった」とか、「流通量がそんなに多くないために一度お店で見かけて持ち合わせを考えて買うのを見送ったら、次に行ったら売り切れて二度と姿を見なかった」とか、そんな事はよくあります。後者はここ最近だいぶ緩和されましたが。
 今ではTSUTAYAのカードを一度作れば、どこのお店に行ってもそれを使ってCDを借りられて、地元では放送されていないがためにCDがなかなか見つからないアニソンも、二つ三つお店を回れば楽に借りれて、気に入った曲を手に入れそびれることはなくなりました。レンタルできることで出費もだいぶ抑えながら何曲も手に入れられますし、いざとなればインターネット通販を使えば簡単に買えます。
 家の周辺にTSUTAYAがなく、CDショップ行ってもお目当てのアニソンが全然なくて、シングルCD買うために片道1000円の電車代を払ってアニメイトまで行っていた10年ほど前が嘘のよう。


 そんな自分がいまだに後悔しているアニソンの筆頭がこちら。

RAMAR「Wild Flowers」(TBS系アニメ『ゾイド』OPテーマ)

ゾイド オリジナルサウンドトラック プラス

ゾイド オリジナルサウンドトラック プラス


 これに関しては「持ってないこと」が自身最大の後悔。
 当時は高校生。下の日記で触れた部活で『ゾイド』自体あまり見てなかったのですが、たまに早く帰ったときにチャンネルを回すと流れてくるOPテーマ曲が非常に琴線に触れました。
 ところが。それだけ琴線に触れておきながら、ウルトラマン平成三部作が終わった直後の枠であることと、もともとゾイドに興味がなかったことから、僕は番組を見ないどころか曲のタイトルすらもチェックしなかったのです。(漫画版を上山道郎が掻いている事を知っていれば少しは状況は違ったかもしれませんが)
 そうこうしているうちに番組は終わり、なんとなくお店で探してもCDはなく(…というか、歌手も曲名も分からなかったからアニソンの棚になかったらアウトの状況だったのですよ)、メロディとうろ覚えの歌詞だけが頭に残るという状況。
 それから時は流れて曲名を知ったのが大学入って二年目くらいの歌会。歌手を知ったのは恥ずかしいことについこの前でした。


 そう、ついこの間、久しぶりにこの曲に触れて後悔がまた湧き上がる機会があったのですよ。
 8月終わりにアニカラオフをして、その参加者がこれを歌ったんですが、それで初めてフルコーラスの歌詞と歌い手を知って、後日ダメもとで動画サイト検索したらフルコーラスが上がっていたので速攻お気に入り登録。
 そして今日。借りていたCDを返しに行ったTSYTAYAで、これまたダメもとで探したら、この曲がバッチリ収録されたサントラが!!
 ところが悲しいかな、給料日一週間前で金がない。今日返したCDを借りるのに使っちゃった。
 せっかくとんとん拍子で来ていたのに、またも曲を入手するのはお預けとなってしまいました。
 このまま一週間くらい後にお店に行ったらサントラがなくなってたとか、ないよね……?


(軒)

 

終わりゆく夏

 まだまだ暑さは残りますが、風はすでに秋の装い。夏ももう終わりです。
 …ということで、七月に「夏の終わりをイメージさせるアニソンは後日」なんて書いた手前、そろそろしっかり書いておかなくては。


 はかない夏をイメージさせるアニソンといえば、例えば『AIR』の「鳥の詩」なんかもそうなのですが、自分が一番夏の終わりにイメージする曲はこちら。


 米倉千尋Return to myself」(『六門天外モンコレナイト』後期OP)

apples

apples


 シングルがまだ8cmCDの頃なので、紹介している商品は該当曲が収録のアルバム。先日紹介したベストアルバムにももちろん入っています。


 自分が夏の終わりにこの歌を思い出すのにはもちろん理由があって、高校三年の時に部活の全国大会で敗退して涙を呑んでいたころに、夏の間中、聞いていたラジオから流れていたのがこの曲なんですね。
 だからこれを聞くと本当に夏が終わった気がします。ノリのいい曲なんですが歌詞はなかなかに切なくて、それがまた泣けてきます。
 ちなみに、僕はこのアルバムを大学3年くらいの時に買ってようやく全ての歌詞を理解したのですが、その時になるまで二番の「萌えるような淡い夏を」という部分を「燃えるような」だとずっと思っていました。前後の歌詞を見ると「しおりの花びら」とか「切なさ抱きしめた蜻蛉」とか、どう見ても“燃える”要素はないんですけど。もろに「淡い夏」って言ってますし。いやはや、部活効果恐るべしです。

 ところで、この「apples」というアルバムには紹介した「Return to myself」をはじめ、「桜色の街」「かえりみち」「Snow White」と、春夏秋冬それぞれの季節の曲が一曲ずつ入っているのですが、個人的に四つとも名曲。後ろ二つは人によって好みが分かれるタイプかもしれませんけど、「桜色の街」はマジでオススメです。騙されたと思って、一度聞いてみてくだされ。


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蒼天の太陽に向かって

空色デイズ(グレンラガン盤)

空色デイズ(グレンラガン盤)


 テレビ東京系アニメ『天元突破グレンラガン』主題歌。
 とにかく熱い展開が話題を呼んでいるグレンラガンのOPテーマは、アニメ、特撮好きで知られる中川翔子のサードシングル。


 ストーリーとリンクした歌詞は、主人公・シモンと重なってとにかくまっすぐに天を目指すような突き抜けた曲。歌い手の中川翔子も、ロック調の曲はこれがはじめてらしいのですが、どうしてなかなか様になっています。
 カップリングはシモン復活編と呼ばれる今のところ最高に熱い展開を見せた第11話で初めてかかった挿入歌。どうやらこちらをOPにする話もあったようですが、「これはどうしても11話にかけたい!」という監督・脚本の意向で「空色デイズ」が主題歌になったそうです。
 また、今回紹介している通称“グレンラガン盤”CDには、さらにテレビサイズOPが前・後期の二つ収録されています。


 そして、自分はこのCDを借りてきて初めて知ったのですが、この歌の作詞ってmeg rock(=日向めぐみ)だったんですね。
 CDの歌詞カードにライナーノーツがありまして、そこで作詞がmeg rockだと知って、なんだか全てに納得がいったというか、そんな気分でした。meg rock×中川翔子が意外とこれからアニソン界の黄金コンビに…なんてことになったら、結構面白いだろうなぁ…。中川翔子がアイドルで売っていく限り無理だと思いますが。


(軒)

おおふり

ありがとう

ありがとう

[アニソン]ブログを見るとまたもやおおきく振りかぶってのアニソンであれなんですが
おおきく振りかぶってのOP、EDがともに変わりました
個人的にはEDが凄くいい感じです。
コードギアスのED「モザイクカケラ」を歌ったSunSet Wishの「ありがとう」という曲です。
イメージ的にぴったりなので最終回にこれが流れると予想しています。
感動系の曲は今期当たりが多いかもしれません。
熱いアニソンが少ないような気もします。
今期のアニソンで燃える!という曲、誰か知っていますか?

夏が始まる

 あれよあれよという間に今年も半分が終わり、気づけばもう7月。まだ梅雨とはいえ、夏本番になってきました。
 さて、夏で本番といえば高校野球。自分の住む県でも県大会の組み合わせ抽選が昨日行われました。
 今年の県大会は今までとは少し違う。何が違うかというと、本当に私事なのですが、自分の従弟が選手として出場する可能性が高いのです。
 どうして「可能性が…」なんて周りくどい言い方をするかというと、実はまだ従弟がベンチ入り登録されているかを知らないからなんですが。いや、メールとかで聞けば早いんですけど、どうもそれも味気ないというか何というか。
 従弟の高校の試合会場は、また家からは車で一時間以上離れた球場らしいのですが、せっかくの晴れ舞台ですから当然観戦に行きますよ、僕は。
 まあとにかく、そんな従弟にエールを送る意味でも、紹介するアニソンはこれしかないでしょう。


ドラマチック

ドラマチック


 TBS系アニメ『おおきく振りかぶって』主題歌。
 夏の風景を等身大のまま爽やかに歌い上げているのが好印象です。
 たった一度しかない夏。時に激しく時に淡い、少年たちにとってはとても実りの多いその夏という季節を「熱くなれるだけ熱くなればいい」という最後のフレーズは、まさに夏への応援歌ではないでしょうか。
 これから夏本番というこの季節にこそふさわしい歌ですね。


 ちなみに、個人的に「夏が終わると聴きたくなる曲」というのも定番としてあるのですが、それはまた一、二ヶ月あとに。覚えていたら書かせてもらいますね。


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ジューンブライド


 タイトルがこうでも、自分には全く関係ありませんが。


 この日記のネタが何かないものかと頭を捻らせていましたが、そういえば、今月のいつだったか、米倉千尋が結婚していたという新聞報道があったと思い出しました。
 記事をたどってみるとHPでの発表が今月11日、新聞報道が12日。…おお、なんで先週水曜の日記を書こうとした時に思い出さなかったんだか。
 米倉千尋と言えば、今やアニメソングには欠かせぬ存在。当然、歌会でもお世話になっており、彼女の曲が流れない歌会は、僕が知る限りありません。
 一番多く歌っているのは、普通に考えれば「嵐の中で輝いて」なんですが、意外と僕らは「WILL」が、一番歌った回数多いのではないかと思います。
 この曲を好きな先輩がいましたし。自分も好きなので二回に一回は確実に入れてます。
 そんな自分ですが、最近では「僕のスピードで」が定番曲にならないものかと思っています。ここ最近会に出れてないので思うだけなんですけど。


 まあ、兎にも角にも。


 米倉千尋さんご結婚おめでとうございます。
 いちアニソンファンとして、今後の幸せとますますのご活躍とをお祈りしております。


BEST OF CHIHIROX

BEST OF CHIHIROX


(軒)