アドリックの車人(くるまんちゅ)

アドリックが沖縄向けの自動車保険を車人(くるまんちゅ)というペットネームで出しました。内容を見る限りでは、従来から売っている個人総合自動車保険と何ら変わりはないようです。
http://adlick.co.jp/okinawa/index.html
(アドリック損害保険保険会社 沖縄向け自動車保険 車人)
 
一般的に、沖縄は本土の料率と異なる沖縄料率を使います。
アドリックの自動車保険あいおい損保のトップラン(個人総合自動車保険)をベースにしたものなので、沖縄には沖縄料率を使うようになっているはずです。
おそらく、この「車人」は単に沖縄料率を使っているだけのことかと思います。
(同じくあいおい損保のトップラン(個人総合自動車保険)をベースにしているであろうSBI損保が沖縄ナンバーを扱わないのは、沖縄料率の対応をしていないためと思われます。)
ちなみに、沖縄料率というのは本土料率よりも低くなります。
 
現在、地域別の料率の扱いは以下の3種類になると思われます。

  1. 本土料率/沖縄料率(昔からの区分)
  2. 地域別料率(沖縄に限らず都道府県単位に異なる料率を適用)
  3. 全国一律の料率

アドリック以外のダイレクト系損保の自動車保険について、沖縄の契約を扱えるか/料率はどうしているのかをちょっくら調べてみました。
 

SBI損害保険保険会社

沖縄不可
 

チューリッヒ保険会社

沖縄不可
 

そんぽ24損害保険株式会社

沖縄可
沖縄は沖縄料率使用
 

アクサ損害保険株式会社

沖縄可
地域別料率を使用
 

アメリカンホーム保険会社

沖縄可
地域別料率を使用
 

三井ダイレクト損害保険株式会社

沖縄可
沖縄も全国一律の料率
 

ソニー損害保険株式会社

沖縄可
沖縄も全国一律の料率
 
 
何故、アドリックはそんなに契約が見込めるとは思えない沖縄料率の対応を今更行ったのでしょうか?
親会社のアドバンスクリエイトが沖縄にも代理店の店舗を1つ(保険市場 那覇メインプレイス店)持っているためなのか、やはり代理店である株式会社アーネストプレイスが沖縄に店舗を持っているので圧力をかけたのか…どちらかのような気がします。