「みすゞ潮彩」号に乗るの巻


下関から乗った電車は「みすゞ潮彩」号。「潮騒」ではないところにややこしいコダワリが・・
今年の7月1日から運行を開始したとのことで、指定席の座席が「海を向いている」のがポイント。窓は通常のものよりも広めに取られていてより風景が眺めやすくなってました。

「金子みすヾが生きた昭和初期に流行したアールデコ調のデザイン」とのことですが、予算不足が感じられる微妙なインテリアに・・・。車内は我ら以外誰もいなく、貸切状態。
車内売店の売り子さんは昭和初期のカフェにいたような給仕さんの格好でかわいかった。(今知ったのだけど「みすゞメイト」というらしい。。。)
土曜・日曜・祝日のみ「紙芝居の上演」があったり「観光車両」として頑張っています。
  田んぼの向こうがすぐ海って!
線路は行きと同じなので風景は割愛。この夕暮れ時に海を向いて乗車という格好の車両だというのに、海の上は曇り空。返す返すもこの雨女ぷりがウラメシイ・・・(Y氏は「僕は晴れ男だ」と言い張るからさー)
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途中、滝部駅止まりだったのでここからまた黄色い電車に乗り換えて萩へ戻った。雨が激しくなったのでタクシーで宿へ。しばらくすると止んできたので近くの魚居酒屋にて夜ご飯。刺身てんこもり。濃いキャラクターの「名物女将」が切り盛りする店のようで、常連客と時事ネタ(時期的に、お膝元ゆえ安倍辞任について〜自民党総裁選話など)が飛び交い、我らは観光に来たのだはと思えない、イイ雰囲気でした。