津和野でうどんをすすりながら

お昼を食べたうどんやさん。
狭い店内は満席、よく見える厨房は大忙しだった。お父さんがうどんを茹で、お母さんが盛り付け、3姉妹が運ぶというまさに「家族経営」。
この3姉妹、長女は中学生、次女は小学校高学年、末っ子は低学年かな。3人よく働いててエライ子だった。
とにかくお姉ちゃんが「私がしっかりしなくちゃ」てな感じでテキパキと動き、混雑したお客さんの間で配膳を戸惑う妹にテーブル指示したり、レジを打ったり、接客もハキハキ気持ちよく、それを真似するように妹2人も頑張ってて、そりゃもうけなげだったのよ。。。この秋の3連休にお店のお手伝い。
きっとお姉ちゃんは地元の高校卒業してこっちのひとを婿養子にして跡つぐのかなあ。今日の様子だとそういうものだと自然に受け入れて問題なくそうなるように見えるのだけど。それともどこかで何かに気づいてこの地を去るのかなあ、そもそも3人の子供が結局女の子だけだったということで親御さんは跡継ぎを諦めたかもしれない。でもこのおうどんおいしいよー。うーむ。
などとずるずるうどんをすすりながら他人の家族について勝手なことを考え、自分の子供の頃のことを思い出し両親のことを考えるのだった。ごめんなさいおとうさんおかあさん。