ついにspectrumを見た!

spacemen 3から聴き始めかれこれ幾年月。。。確執を抱えて解散後なぜかブレイクした元相方jasonさんとは対照的に、「いつか見れればいいねえ」がもはやネタになっていたsonic boomさんがspectrum名義で来日ライブを行うとは、ああホントに夢のようでした。突如ライブがひっそりと告知されてギョエーっと震えていたのがついこないだで、あっというまに当日です。
会場の新大久保EARTHDOMは見づらい印象しかないので覚悟はしてたけど、やっぱり相当厳しかった。天井低く間口が狭くウナギの寝床状態の場内はびっしりで、しかも男性及び外国人率高い故平均身長も高いので、コビトのワタシには「見る」という行為は不可でありました。しかも前座は3バンドでsonicさん登場は21時をすぎ、、、平均年齢も高かろう観客の我々にはイタタタなハコでありました。

さてそんなこんなで。
とにかく音が違った!質感や精度が全然違う。激しく強烈な爆音ではないのに圧力があったことに驚きました。
同じニットでも「じょん・すめどれーとゆにくろでは肌ざわりがまるで違う」ように、一音一音の耳ざわりがまるで違うのです。
音の鳴りはここちいいのに関わらず「聴く側としては全身の神経をつかっていて」からだに堪えそうな、でも不思議と実のところ、「ここちよく圧倒」されているのでした。こういう音、そうそう無いと思う。
出番前からまるでステージが見えないので「本物かしらー。スイッチピッで勝手に演奏されてしまうのでは。。」というアホな心配する間もありませんでしたこの音では。

終演後ステージにでてきてニコヤカにファンサービスしてくれるsonicさんに驚きました。やっぱり老けたなあと失礼なことを思いながらも高貴なおぼっちゃん風情は健在でありました。
「機材がスゴイからなかなか来れないんだよー」とずっと思ってたんですが

最近こんなラフな(お気楽すぎ・・ここ天国・・?)演奏スタイルを見て「これも有りか!」とヒザを打った、そこまでラフじゃないけど

今回はこんな感じでした。(見づらいですが)わー、シンプルー。

【余談】こんなライブやっちゃうのってすごすぎです。


演奏者がぐるぐるまわるーって。

映像もライブの要素のひとつなのにこのハコでは発揮できず、、ザンネン。
今回はプレだったということで、改めてじっくりと堪能できる機会がありますように!とはいえ、実現してくれたスタッフのかたがたに感謝、な一夜でありました。会場出たのは23時をとっくにまわっていたそんな月曜日、今週がんばります・・