平日のギャラリーと散歩

このあいだ午後休して、ギャラリーをいくつか回った。晴れた暖かな日だった。

タカシソメミヤギャラリーは初めて行ったけれど、秘密基地のようにこっそりと佇む白い館で素敵だった。大槻素子 「少しずつ離れる」、とても好みの絵だった。夜の黒と青空の雲の白。具象が抽象に向かっている絵。0号のキャンバスに描きいっぱい並んでいる様も素敵だった。小説の装丁につかわれたら合うんじゃないだろうか。帰宅後ちょっと調べたら、EXTRUDERSの「colors」のジャケで使用されていた方だった!ジャケの絵はもっと抽象寄りだったからわからなかった。今回の展示を知ったのはギャラリー情報サイトの小さな紹介写真で、気になったのからなんだけど、この繋がりって!ひとりちょっと興奮。


この、無理やりな高速道路がたまらない。


江戸川橋にはもうひとつギャラリーあったなあと、ヒロマート・ギャラリーへ。光がいっぱいに差し込むここに合う、カラフルで賑やかな、でもどこか静かな、絵。Robin Fryというベルリンを拠点に活動するカナダの抽象画家とのこと。場内に流れる、打ち込みな音も彼の作品だそうで絵の世界観とリンクした。


通りかかりに

気になる建物があったので向こう側へ渡ってみたら

わ!素敵なガラス窓!

どーーん。雰囲気たっぷりでジタバタしたところ、解体工事の看板が付いていた。。。


ふしぎなかたち。


ヒミツのまど。


渋谷美竹の児童会館はもう無かった。


集められないまま終わってしまう・・・


平日の午後、のんびり散歩してギャラリー回って。こんなひとときがとっても好きだ。