superdeluxe

16日日曜日。夕方まで家でダラダラして西麻布superdeluxeへ。dipとKlan Aileenが遂に対バン、待ってた!ハコも良いし映像もあるしで、いつも以上に楽しみだった。昨年リリースのアルバムがmy best 2016のKlan Aileen、ライブは初めて見るけど明快なカッコよさ。音源とは異なり、ラフで荒々しい演奏は若さゆえの力技。音に隙間が無く曲の構成が単調なので、途中ちょっと飽きてきたのが正直なところ。。。これからもっと見たい聴きたいし、変化が楽しみだなあ。続いてdip。このところ音の鳴り方に震えるほどハッとさせられていたけれど、今日のPAは音が籠もり気味で、ぐっと迫ってこなかった。唄ものでロックでロールな流れは個人的に好みな展開ではないこともあり、幾分拍子抜け。標準以上とは思えども、3人の音のハマり方が弱く、圧倒される凄まじさを生んではいなかったかと、なんてスミマセン。中山晃子さんによる映像は生々しく、停滞した流れが決壊してドッと流れ込む様にドキドキした。ザラリとした質感に混沌と混濁と流動の境目が美しかった。ドローイングが土台にあって、蠢いていくのが素敵。Eleventh Dream DayのEighthのジャケを思い起こした。途中ヤマジさんが弾きながら後ろを向いて映像を見ていたのが印象的だったなあ。私はようやっと最後の2曲で踊り狂いながら、ウォーホルのファクトリーでライブをやるとこんな感じなのかなあと映像とステージと観客を眺めていた。