年長9.*光と影*
よい天気が続き、きれいな青空がでる季節になると光と影のコントラストが面白くなります。そんな時期に3部作で光と影の活動を楽しみました。
光
まずは光の活動です。作っている写真がなくてすいません.......。窓に飾ってあるのは簡単なステンドグラスです。トレーシングペーパーに好きなお絵描きをして裏からカラーセロファンや模様のついた透ける素材の折り紙などを使って色を載せてゆきます。貼っては窓の方に向かって透かし貼っては透かしして作っていましたよ!!
出来た物はこんな風にお部屋の窓に飾りました。きれいでしょ?
園庭 影
別の日に今度は影遊びをしました。割り箸を1本もってとにかく影を探してなぞっていくというものです。この「なぞる」という行為は、影のおもしろさに気付くきっかけにすぎません。なぞるという行為をしていくうちに影の不思議にたどり着く。これを楽しみに保育しました。
まずは先ほどいった通り、影を見つけてなぞれなぞれ!!物と影が密着しているからとっても描きにくそうにしていました。
これ!!これなんです!!描きにくいな〜.......というところからこんな風に地面からはなれると影の全体が見えておもしろいことに気付き始めます。
誰かがそれに気付いて遊び始めるとあっという間に影響し合う.........これが集団生活、そして今の時代の人が苦手なコミュニケーションのすばらしさ!!
高いところに登ってみたらいいんちゃうん?と言ってジャングルジムに登るこどもたち。
彼は黙々と本当におもしろい影を沢山作っていました。学者さんに見えました。
このオブジェ.........複雑な影を作ることに燃えた結果です。笑ってしまいました。すばらしい!!
参観 光と影
この3部作最後の活動は「光と影」です。この2つが深く関わっていることを遊びを通して感じてくれたら最高です。
この日は参観日でもありました。お母さん方も子どもたちの思考に触れ楽しんでくださいました。
まずは、「かげまるくん」という影のキャラクターが登場します。かげまるくんとの会話を楽しむ子どもたち........。
次に影でじゃんけんゲーム!!突然先生の手の影がでてきて笑っていましたが、あえての私の手ですからね!!遊びは手軽であること、すぐにできちゃうものが鉄則です。これならすぐにまねができるでしょ?
さてさてお次はグループ活動。自分のグループの数字が配られました。自分のグループの数字の見立て遊びです!!見たて遊びをしたものを光に写してグループ紹介しちゃいました。面白かったです!!
こんな風になりました。
次はクイズ大会。各グループに1つのお題をカードでわたしました。みんなで話し合ってお題の形を影で表現していきます。どのようにしたらそのものに見えるのか工夫が見れてすばらしかったね!!
電車。
見ている子どもたちはそれが何に見えるか答えます。
最後は今やっている組体操の技を使った即興劇をしました。おでかけをしているうちに虹の国についていたという単純なものです。何せ即興劇ですから子どもたちもストーリーを知らない。わたしのナレーションに合わせて技を決めるこどもたち。こんな感じです。
外はあついあつい!!扇で扇ぎましょう!!「おうぎ!!」
あらっ!!ロケットがこんなところに.......。「ロケット!!」
っっと、こんな感じです。いつもやっている組体操がどんなかたちに見えるのか違った見方ができて新鮮でした。お昼の自由遊びでもしきりにやっていましたから........。
物語の最後はロケットにのってついた先は虹の国でした。という結末にしました。
6月の歌が「虹のむこうに」だったので最後に歌ってフィナーレ!!すてきな劇でしたよ!!
参観が終了してお母様方が帰られるときスクリーンを通って帰っていただきました。影を見て「○○くんのママや〜!!」と大騒ぎでした。ポーズをとってくださったり、踊ってくださったり、ありがとうございました!!最後まで光と影の活動を堪能できました。本当に楽しかったね!!!