今月のまんがくらぶ
まんがくらぶ2013年11月号の感想
『父とヒゲゴリラと私』 小池定路
ATフィールド厚めの比和さんが、草原親子とシンクロ。まだ始まっていない友人の恋路を邪魔する気はないが、孤独を知る心が惹かれる。
『うちは寿』 小池恵子
最終回。千宏くん中学生に。生意気を言うようになったけれど、わが道を行きながら支えあう家族の姿も、家族を想う心も変わらず。
長期連載お疲れ様でした。まんがくらぶの陽だまりのような漫画でした。次回作も楽しみにしております。
『ラーメン屋のヨメ』 神奈川のりこ
「ラーメン一代裏メニュー」 なつかしい。恵比寿の九十九ラーメンの○究ラーメン風。
『100万ボルトの彼女』 楯山ヒロコ
軋轢や誤解はありながらも、徐々にRPGパーティーのような友人関係が。戦士、武闘家、魔法使い。ひかりのほうが、日野さんより背が高いんだ。
『せんせいになれません』 小坂俊史
「いつのセンスだ」 ↓のようなキャラクターを使うのでしょうか。
「きっかけは小学校の先生」 東京オリンピックのころも、こいつら小学6年生かもしれません。
「愛情は非情」 貧乏人が持ちなれない資産を得て、投資の方向を誤ったかたち。
「本当にあった下世話な話」 林さんの両親は有名なモンペ。モンペに加えてスキャンダルまで。幸いなことに、娘はそれほど気にしてないようですが。
「あなたのことが好きだから」 こんな漫画を描きながら、作者は、生まれてこのかたモンブランを食べたことが無かったのだとか。
「ほとんど根性ですよ」 問題が1問のみで、早く分かった人一人に解答権が、とかなら成立するかも。
「あなたのかわり」 授業に失敗して保健室に逃げ込んで保険医になった女だからなあ。4コマ目、池田はベッド下でもがいているのでしょうか。
「体力強化だ!! 桃山」 1コマ目だけでシュール漫画として成立する。20倍速だと、歩くスピードは時速80km、運動エネルギーは400倍。池田が吹っ飛ぶのも納得。
「嗅覚」 うん、学校ならテナント料いらないしね。ブラバン部顧問はレアキャラ。
『2コマ堂』
すごいなあ優秀賞。
1: あはははは これがそうかー 2: やりがちなんだよねー 3: 11月号で半袖
というネタを送って、佳作をいただきました。
『ゆるめいつ』 saxyun
「パラレル」 宇宙とかタイムマシンとか、クッキーの話かと思った。
「跡」 ホラー。何年浪人して、何回同じ時間軸を生きているんだという恐怖感も含めてのホラー。
『土曜ランチ』 イシデ電
麻婆豆腐に関して言えば、フライパンなら1分で作れるので、そっちのほうが簡単かも。
『マジョ&サディ』 ジョン・チョリン
韓国の夫婦生活エッセイ4コマ。カカオトークのスタンプで人気になっているキャラクターなのだとか。
『ピーナッツ』以外では、他国の4コマ漫画を読む機会も少ないので、興味深いです。
とりあえず、オチの概念はあまりないらしく、4コマ目が次への引きになっていて、日本のエッセイ4コマとはリズムが違う感じ。キャラクターの整合性も、比較的意識していない印象を受けます。
寿司など、日本向けに日本がらみのネタにするのではなく、もっと韓国の日常が見たいですね。明太子にごま油という文化は新鮮でした。ここで言う明太子は、古くからの明卵漬(鱈卵のキムチ)なのか、日本で発展した辛子明太子なのか。