まんがライフMOMO 2015年12月号

まんがライフMOMO 2015年12月号の感想
http://4koma.takeshobo.co.jp/cat04/7881/

『ポヨポヨ観察日記』 樹るう

 最後の4コマは、料理の絵と台詞だけで、場面の状況がいきいきと伝わる驚異のテクニック。そしてナチュラルボーン男前。

『崖っぷち天使マジカルハンナちゃん』 佐藤両々

 ハンナの嗅覚が心配(そこかよ)。

『イヴ愛してる』 伊藤黒介

 初回の後に最終回をつなげても、おそらく違和感はなさそう。いろいろあって、同じ場所に戻ってくる。押しかけ女房ものの先輩『うる星やつら』も、そんな感じで終わった気がするし、長編ギャグ漫画としては、無難な着地点なのかもしれません、
 ただ、ギャグ漫画が、破壊的なエピソードを重ねながら、世界自体を変化させないのは、ジャンルとしての妥当性がありますが、ストーリー漫画の形式をとりながら、何の意味でも世界の変化を提示できなかったことには、多少の退屈さを感じました。

『初恋症候群』 瀬戸口みづき

 マンボウとの性行為って、3億個の卵に受精させるわけだから、むしろドラマチックな気がします。