まんがライフオリジナル2015年12月号
まんがライフオリジナル2015年12月号の感想
『りふじんなふたり』 松田円
人間関係の広がりにつれて、タイトルの「りふじんなふたり」とは誰と誰を指すのか、解釈の幅が広がってきた気がします。
『願いましては』 碓井尻尾
新連載。
このご時世に、そろばん塾を新設する勇気と、そろばん塾漫画を連載させる勇気。
登場人物の名前は数字がらみ。シスはフランス語のsixかな?
『しばいぬ子さん』 うず
最終回。
しばいぬ子さんから、見事に犬要素が抜けているのが印象的。到達したかったのは、ここなのか、と。
『ベルとふたりで』 伊藤黒介
最終回。
こちらでは、ベルからヒト要素が抜けた印象。甘ったれたモノローグと独り相撲だとも感じてしまいますが、そういうことをフィクションに投影できる表現者としては、貴重だったなあとも思います。
伊藤先生の漫画道が、いつか再び4コマ漫画とクロスする日が来たら、そのときには、また宜しくお願いいたします。
『とーこん家族』 よしもとあきこ
「インスピレーション」 ちゃんちゃんこかと思った鬼太郎世代。