交響詩篇エウレカセブン 第22話

機嫌が悪いタルホさん。
レントンが家出したからかな。なんか母親って感じだな。
・・・成長期の男の子なら家出して正常とか言ってるけど、ちょっと違うと思うぞミーシャさん。
確かに普通の反抗期ならそうだけど・・・レントンの場合は現実逃避―――人をミンチにしたという現実からの逃避だぞ? 話を聞いてあげるとか、本格的なカウンセリングを行う必要があると思うが・・・
だって中学生、或いはいいとこ高校生だよ? そんな子供が自己嫌悪の結果、人をグチャグチャにしたんだぞ? 今までいい気になって人を殺しまくってた事を突きつけられたんだぞ? ―――大人でもトラウマになると思う。
まぁ所詮は特殊部隊の人間か。その辺りの感性がおかしくなってるんだろうな。
そんで我らが「二次性徴中」のリーダーホランド。どうやらレントンが家出した事を気にしている様子。
・・・何となく今回の話で、ホランドレントンを嫌ってた理由が分かった気がする。
レントンにとってホランドは今でも「ヒーロー」で、期待の眼差しで見ていたんだろうな。だから「レントンの期待」を裏切ると、勝手に失望して突っかかってくる。その期待が嫌だったんだな。
ホランドは自分が情けない人間で、決してヒーローなんかじゃないと分かっている。なのに過剰な期待をしてくるレントン―――
ホランドはいつも正しい。ホランドは金の為何かじゃ動かない。ホランドなら何とかしてくれる。ホランドなら・・・
レントンがリフボードを見た時に言ってる通り、レントンにとってホランドは無条件に信じるモノ―――宗教だったんだな。勝手に教祖様に奉り上げられるホランドからしてみれば、たまったものじゃないな。

続きを読む