ウォール伝、はてなバージョン。 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2016-09-29 Record Shop Day。 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

いやー行ってきたよーレコ屋!っていうかこないだフラッと立ち寄った店で大量買いしたって書いたけどその時に買いそびれたやつプラスアルファで買いつつ30枚ぐらいになったので店の人に段ボールをアレンジしたキャリーバッグなんかを作ってもらいつつ自分の中で本能が喚起されたというかさ、やっぱ根がヴァイナルジャンキーだからレコードを掘る+買うっていう組み合わせに凄まじい快感を覚えるんだよね。実はもう前回ですでに「レコ屋通い解禁でいいかな」って思ってたけどまぁ確定ですねってことで他も行ってきたんすよっつってもまぁあれなんだよね、狩場を書くのは嫌なので書かないけど(笑)結果的に60枚近く買ったんだよね。


いや、もう完全にゾーンに入ってる感じだよね。昔の全盛期の掘りまくってた俺の本能が完全にオープンになってレコ屋が完全に狩場と化して俺は狩人のようにウロウロと2時間以上掘ってたんだけどまぁ楽しかったのなんのって!ただまぁ持ち運びっつーか最初の店から次の店に行く時点で30枚のレコードを持ち歩いてるわけだから汗だくなわけですよ。「なんか生乾きみたいな臭いがするな」っていうとそれが俺なのね(笑)なんかまぁ雨が続いてまた暑くなったじゃないですか?でも俺の心はもっと熱くなってたわけですよ。で、こう思ったね。「これなのだ!」と。ハンティングといってもガールズハントではなくやはりレコードハンティングなのだなっていう確信を得ましたね。得意分野で頑張るってことですよね(笑)


っつーかレコード屋はまぁだいぶ自制してからのエピソードが長いけど自制してるわけよね。でも女性って別にそうじゃないからね。むしろ「行かねば!」と思って無理に頑張ってる感じだもんね。でもハンティングの対象がレコードとなるとリミッター解除したら今日の俺の如く凄いわけですよ。狩人としての本能が。やっぱこれなんだよねー俺。


まぁガールズハントもしたいとは思うけどまぁとりあえず自分のQL考えてレコード屋解禁だなって感じですね。まぁ別にナンパしないってわけではないからね。まぁようは外出時の楽しみを増やすっていうまぁメタリアル路線の一環ですよ。うん。っつってもまぁ洋服メインだからそんなに使えないからルールがあってモンドオンリーなのね。ジャズとかまた掘り出したらキリないし金がいくらあっても足りないしあとまぁコンセプト的に前にも書いたけどスペースエイジバチェラーパッドミュージックならぬデジタルエイジバチェラーパッドミュージックなのね。「なんでもネットで済む。確かにそうだ。でもつまらない!」みたいな感じね。


で、まぁ自分の趣味に金と時間と労力をつぎ込めるっていうバチェラー感ってのを前面に謳歌しつつレコードを聴くわけですよ。これ以上の楽しみはないでしょう。やっぱり。んでまぁ借りてきた本とか届いた本とかを読むっていうね、あとまぁツタヤで届いたDVD見るとかまぁ文化的過ぎるよね。まぁただ分かるのよ。スタートダッシュの最初だけの楽しみっていうかさ、今は解禁した初日で興奮してるけどそのうち飽和するでしょうっつってもまぁそうだとしてもとりあえずレコード掘るのに限度は無いからね。今はまぁ解禁後のオナ禁10年した後のセックスみたいな感じで爆買いしてるわけだけどまぁこんなペースで買い続けないけどまぁでもとりあえず寄って買うっていうね、洋服屋の場合、前にも書いたけどある程度決まった場があってそこ回ったら終わるからね。あとそんな時間かからないし。でもレコードの場合、掘る時間がかかるのとその間の興奮感ってのがたまらんわけよね。ビバ独身貴族!って感じでしょう?まさに。


あとまぁウォール伝のコンテンツ的にレコードハンティング日記ってのが加われば書くこと増えるし(笑)買ったレコード紹介!みたいな感じで軽くレビューしてもいいしねっつってもいくらで買ったとかいくらだったとかってのを書くとこんな弱小ブログだろうが値段っつーデータを送信することになるわけであとまぁ昔は何々でいくらだったのに!とかそういうトークも無しな感じでまぁ純粋に買いましたっていうそれでいいよねっていうね、まぁそんな感じなんすよ。


ただまぁヤバかったよね。買った後のお店のおじさんに作ってもらった手製の段ボールキャリーバックの重量がオーバーでFalloutとかSkyrimで重量オーバーして動き遅いみたいな感じになっちゃってさ(笑)そして吹き出る汗と臭う体。でも「生きてるな!俺!」というのを実感できるっていうね、まさにこれでしょう。いや、買ったレコードもネット調べれば転がってるかもしれないしましてや古いやつなんて著作権切れててフリー状態かもしれないけどそうじゃないんだよね。掘るの楽しい!でもレコード重い!っつーか帰れない!どうしよう?っつって試行錯誤するというファンクネスね。モンドファンクとでも言うべき体臭ですよ。まぁそれは当然差別的な意味ではなくてポジティブな意味でのファンクですけどね。


んでまぁーとにかく移動がスローだわさ、ママンが待ってるから早く帰らなきゃ!というのもあってそこで考えるわけだよね。繁華街の真ん中で。人がガヤガヤしてる中で重量オーバー状態でどうすればいいのだ!と途方に暮れるファンクネス。繁華街にある店はもうハロウィンだなんつってそんなディスプレイになってるけどもはやそんなの関係なくなったというね、ハロウィンコスプレしてナンパだ!なんて思ってたけどモンドファンクなんですよね。やっぱり。これなんだなと。で、まぁ試行錯誤の上で本を入れてきた本用のバッグにレコードを詰め込むだけ詰め込んで肩から下げてっつーかまぁ凄まじい重量とファンクネスだけどそれでまぁ段ボールのほうの重さはかなり軽減されるわけよね。まぁ実質的に最初に買った店のものだけが段ボールに入っててはしごした店のは全部バッグに入ってる感じね。まぁそれでも重いのは重いしなにより体力の消耗が・・・半端ないわけで。


もう手が死んでるのよね。重いの持ちすぎて。でもこの自分の体臭と手の痛さとレコードの重さと・・・これが音楽の重みなんだと思うと胸が熱くなるわけですよね。俺は大事なものを見失っていたのだ!と気づかされるわけですよ。まさにこの一連の体験とかレコード屋の店員さんとの会話とかなんとか地元の駅まで着いたけど自転車で帰れないっつって途方に暮れてたら駐輪場のおじさんが「これ使ってください」っつってガムテープくれてんで「こうしたらいいんじゃないですか?」なんつって自転車の荷台のところにガムテープで段ボールを巻き付けてくれたりしてさ、「もう本当にありがとうございます!本当に助かりました!」なんて心から思ったわけでまぁ当然それを発話しているわけですよね。


まぁ恐らくおじさんは「しょーもないやつだな」っていうのはかなりあったと思うけど(笑)それ言い出したらそもそも段ボール運びながらレコード屋の中永遠と何時間もウロウロしつつファンクネスが強烈っていうそれ自体がもうヤバいわけで制汗剤とか臭いケアの導入が必須になったな!と思いつつこれすらもレコードを掘るという音楽を鑑賞するための行為がリアルに変化を及ぼすっていう一例なわけですよ。No Funk No Life。ネットで聴けてもそこからファンクは生まれないよね。で、ファンクを意識して自分のファンクをある程度迷惑にならない程度に抑えつつも発汗は興奮と暑さもあってとにかく凄いっていうさ、まさに最近ファッション論なんかを読んでて感じる身体性だよね。まさに身体とか体を動かすとか重いものを運ぶという身体性だよね。そういう深みがあるわけよ。


まぁだからなんでもアナログ回帰すればいいかっていうそういう単純な話ではないんだけどただまぁネットでなんでも済むっていう利便性によって失われている強度だよね。それは最近悪趣味ビデオ聖書ってのを読んだんだけどそれにも書いてあるよね。レンタルビデオ屋っつーカルチャーがあって昔のレンタルビデオ屋のうさん臭さとビデオバブル期の映画のうさん臭さとそれにまつわる個人の体験とかあの独特のモンドな感じっていうかさ、そういうところで涵養された感性ってあるわけだよね。それは音楽にしたって結局はレコード屋に通うことで感性は磨かれていったわけだよね。


で、今は掘りに行かなくても調べれば見つかったり何らかの形で聴けるっていう意味でのデータにアクセスできるっていうそのデータの手がかりっていう知識は得たかもしれないけどそれでいいわけ?ってことだよね。悪趣味ビデオ聖書に出てくるようなネットですらも全く話題にされないしデータにもなってないような変なものってやっぱあるわけじゃん?まぁ変である必要は無いけどね、ただまぁそういうところも含めたモンドだよね。規定されたモンドではなく自分が求めたいモンド感をレコード屋に投影するんだよね。で、その投影に成功したものがゲットできる!っていうね、まぁただジャケ見る限り面白そうだけどこういうのはよくあってつまらないとかすでに持ってるとかっていう経験から得られてる知識ってのがあるわけよね。


そんな中である意味無駄なくただ守りに入り過ぎずに攻めつつ掘るっていうね、そういう能動的なアグレッシヴさで掘れるっていうそれはやっぱり経験あってのものだよね。それが全てこの例えば今日のような凄まじい強度に繋がってるわけだ。で、色んな人に助けてもらったりっていうかその結果、レコードを運ぶことに成功したわけじゃないですか?人っていやだなーってのも一面だけど人っていいね!っていうのもまた一面でしょう。で、今日はとにかく色んな意味で「人っていいね!」と思える日だったわけなんですね。凄まじいファンクネスを纏いながらもレコードを運ぶのを助けてくれた人たちとか「よくこんなもんレコード化したよな」っていう人間味あふれるレコードとかさ、ホント、人情ですよね。モンドってまぁそういう意味で人情ですよ。そういう情緒ですよね。それがモンドを軸に涵養されるというね、それが自分の世界観や人間観までにも影響を及ぼすというのは音楽と言えどあなどれないですよね。たかが音楽、されど音楽。というかまぁ音楽というかレコードなんですけどね。


色々とまぁリアルでは暗くなりがちだったりするけど例えばさ、今日買ったレコードでハワイアンの曲を琴で演奏してるやつとかあるんだけど(笑)こういうのやっちゃったりレコードまで出しちゃうっていうところに人間の良さっていうか人間が育むカルチャーの偉大さを感じるわけだよね。まぁ本当にそういう意味でロマンティックだよね。ネットだけじゃ知りようが無いようなレコードに出会ってそのジャケとかレコード自体が放ってるヴァブスと俺のファンクネスが同調して響きだすっていうね、レコードって振動ですからね。それ自体が鳴っててそれをアンプリファイして聴くわけだからヴァイブスですよね。それとレコード運搬とレコード掘りに必死で汗だくになっている俺のファンクネスね。


そういうものが全て調和して偶然的な、でも必然と後で思えるような素敵なレコードとの出会いってのがあるわけですよね。まさに一期一会ですよね。そのレコードと出会った!という経験は二度と繰り返されることがないからね。究極的な一回性だよね。そういう意味で幽玄的ですらもあるしレコードというもはや役割を終えた古いメディアによる儚さも相まってもののあはれ的な情緒すらあるでしょう。そういうものに触発されて趣が生まれるんだよね。


かといってもB級なものをあえて持ってきて鑑賞するみたいなことではなくて普通に色々とネットで聴けても色んな最前線のものと比べても「これをレコードで聴きたい!」って思わせるものがあるってことなんだよね。あえてネット禁止にしてレコードオンリーにする縛りとかでもないし強度を得るためにあえてやる消費行動とかでもないんだよね。何もかもを得られてもそのレコードが欲しいし聴きたいしっていうね、自分の欲望の最前線に他の最前線のゲームだとか映画だとか強烈な次世代コンテンツとかと一緒に鎮座してる感じだよね。そこがやっぱ懐古趣味とかやっぱレコード買うことにしましたっていうような恣意的なものなんではなくて「こんな体験ができるのか!」という発見ということなんだよね。


もちろん次回はこの解禁後の初回みたいな強度はないにせよこの世界と自分とレコードと・・・っていうオントロジーだよね。ハイデガー的な世界内存在を書斎ではなく自分が動くことで思わぬところで体感するっていうね、そこがやっぱ書斎に籠ってるだけじゃダメっていうことだと思うんですよね。もちろんそれは書斎で得た知識なんかをベースに認識に繋がるわけでそれはまぁもちろん基盤ではあるけどただやっぱりその概念というのを肌で体感するっていうね、それってのはやっぱり世界と自分との関係っていう中でしか実感できないものだと思うよね。だからその辺のバランスだよね。書斎に籠って色々と考えたり読んだりするっていうのと世界と何らかの形で関わったりその関わり合いの中で生じる思わぬ出来事とか新鮮な認識に繋がることだとかね、別にそれは社会に出るみたいなことではなくて今の俺みたいにただとりあえずレコード屋に行くだけでそれが思わぬ認識に繋がることもあるっていうことだよね。これはさすがに本だけ読んでても得られない体験だもんね。それ自体はもう掛け値なしに価値のあるものだよね。


まぁそんなわけで凄まじい認識的な体験と強烈なレコードの重さを感じた日なのでした。ってなわけで今後もガンガンディグる感じでいきたいと思います。んじゃまたっつーか次回は続き貼りますね。では。