みむめもーど

2009-06-21 もうすぐ夜明け

[]ABCラジオも「宇宙Gメンタクヤ」をネット

はてなアンテナを見てたら久々に(ごめんなさい)「ラテログ」さんが更新されていたようなので見てみたのだけど、一瞬信じられなかった。エイプリルフールか何かだと思った。

ABCラジオ、夏の番組改編を発表?平日夜ワイド枠から事実上の自社制作撤退: ラテログ

何度も書いていることだけど、私がラジオを聴き始めた25年ほど前(うわっ、そんな昔になるんだ!)。聴いていた番組のひとつが「ABCヤングリクエスト」でした。当時は土日も放送がありましたがすぐに月−金の放送になりました。ヤンリクが終わると同時に裏番組OBCブンブンリクエスト」に乗り換え、その後ABCラジオの番組を聴くことはほとんどなくなりました。何度かナイター中継や「もうすぐ夜明けABC」を聴いたぐらいかな。でもベリカードは持ってます。一方MBSラジオはほとんど聴いたことがありませんでした。今はナイター中継を聴くときはMBSタイガースナイターですが。そんなこともあってサイキック打ち切り騒動が起きるまでは朝日放送ファンでした。

MBSラジオが関西の夜のラジオ番組の象徴とも言える「MBSヤングタウン」を終了させ(土日は同名の番組が続いているようですが)試行錯誤を重ねているのは「ラジオ番組表」を読んで知ってはいましたが、「MBSニュースレーダー」の立ち上げには驚きました。ナイター終了後1時間、きっちり硬派なニュースを放送しているという印象を持っています。裏のOBCニュース番組なのにそれにぶつける形で。

でもそんななかABCは「ABCミュージックパラダイス」という音楽番組を放送していてABCは関西での聴取率調査を独走していると聞いていたので、まさか、その番組を終わらせて(金曜日のみの放送とするのかな?)地方局のようなネット番組3段重ねにするというのは信じられませんでした。

22時からニッポン放送、24時から文化放送の番組をネット受けし25時からオールナイトニッポンというのは自社制作ワイド番組を作れない地方のAM局がやることだと思っていました。そもそもオールナイトニッポンを22時スタートにするという大改悪(と言っても構わないですよね)が発端で、STVラジオKBCラジオといったいわゆる基幹局も追随してしまったのでしたね。現在いわゆる基幹局で「宇宙GメンTAKUYA」と「レコメン!」のコンボをネットしているのは東海ラジオだけですが、こちらには歴史事情でオールナイトニッポンをネットせず自社番組を流しているので能力が無いわけではありません。

JRN単営局では「アクセス」をネットしているところが多いですがネット局は90分番組なので23:30からの30分は自社番組にせよテープネットにせよ自主的に編成する余地があります。ただ「アクセス」は報道の要素も含んでいるのでJRNに加盟しながらニュース番組はネット出来ないという事情を抱えるABCラジオは「アクセス」をネットしにくかったのかもしれません。KBS京都が「宇宙GメンTAKUYA」のネットを打ち切り「レコメン!」の3時間フルネットに転じていたんですね。1局だけならそれも独自性として尊重されるベきことなのでしょう。KBS京都とABCラジオのサービスエリアはけっこう重なるのでしょうから2局でフルネットされるとKBS京都にとっては困るでしょうね。しかしラジオ関西だってそれは同じことなのですから、ラジオ関西がNRN非加盟だからといってラジオ関西がネットしている「宇宙GメンTAKUYA」をABCラジオがネットすると言うのは“仁義なき戦い”だなぁと感じます。

「宇宙GメンTAKUYA」にせよ「レコメン!」にせよネットするとしたらラジオ大阪なんだろうとなんとなく思っていました。ABCラジオはあくまで自主独立でいくのだろうと。でも実際にはラジオ大阪のほうが(ナイター中継も全廃したし)自主編成でなんとかしのぎ、ABCラジオが『東京情報を求め、東京のタレントに対する興味を膨らませている傾向にある』若者に応えると称して東京の局の番組をネットするだけの編成にする。これ、大阪府知事が聞いたら何て言うんでしょうかね。もしや東京の大手芸事務所裏情報を得意とし20年続いた深夜番組に対する反響関西人は東京の情報に飢えていると曲解したわけでは無いですよね???

「ABC発午前1時」という番組がスタートしたと聞いて一度聴いてみたことがありました。まるっきり「もうすぐ夜明けABC」じゃないですか。パーソナリティも同じ人が担当して3時になったら番組タイトルが変わるだけ。でなければ「ラジオ深夜便」。ほんの一時期「スーパーギャング」をネットしていたこともあるのでこの枠が「JUNK」に替わるのは別に構わないんじゃないかなという気がします。ただ、「JUNK2」をMBSラジオがネットし始めたんですよね。「JUNK」と「JUNK2」でネット局が違うというのは実に面白い。

なんだか取り留めもなく気の赴くままにキーボードを叩いて気を紛らわしているのですが、「ラテログ」さんには上記のようなグダグダを書き連ねたうえで朝日放送に対して『なるべく早い時期に地力を取り戻し自社制作番組が作れるますよう、心よりお見舞い申し上げます。』とコメントを書き込みました。新社屋だとかなんだで自社番組に掛けるお金がない(って言ったって局アナが担当するリクエスト番組じゃなかったの?)のでネット番組にするって一日の大半を自社番組にしてきたラジオ局が方針転換するのはよっぽどのことだと思いますが、こんな状態は一刻も早く脱却されないと、AM局もテレビ局FM局みたいに全国で同じ番組を流せばいいんだという思想蔓延してしまうとAM局の存在意義に関わるので、こんな文章にしました。だからといってサービスエリア外に住み暮らす私がABCラジオのために何が出来るのかと考えると何も浮かんでこないのですが。

fuuki1972fuuki1972 2009/06/22 23:18 またとんとご無沙汰しておりました。

母の袂で道上洋三を朝のBGMに聴いて以来、実に三十年以上前から馴染みの局であり、しかも局のメルマガから通販購入した50年社史を未だに持っている程、私と朝日放送とは身近だっただけに…今回の改編は、神戸の某ラジオ局がJFN入りしたとき以上の落胆を持って受けとめています。

モノの資料(朝日放送の会社サイトにあるpdfファイルのIR情報)によると“ラジオ全体で3億円の経費削減を行なう”ようで、ミューパラや朝のワイド番組を切るのはその一環の模様です。
夕方の番組で北野誠氏に“エールを送ったとされる”桂ざこば氏も切られるみたいですし、たぶん実際には、更に凄まじい経費削減になることと思います…。

さらに個人的な推察ですが、楽曲オンエアごとの著作権料なども、音事協に入っているのといないのとではかなりの違いがあるのでは、とも想像していて…
現状でもタレントのギャラとか以前に、楽曲版権の支払いでかなりの不利が出ていて、ミューパラをもはやこれ以上維持できないところまで負担が膨らんでいたのかな?とも考えています。

今後とりあえずの私の心配は、高校野球中継の存続と、ナイターオフ恒例の『歌謡大全集』再開なるか、ということですが…
現状でも会社全体で27億円余りの赤字を抱えているだけに
(更に親元の朝日新聞社自体が千億円単位の赤字を抱えているだけに…)
二つとも存続や復活はかなり難しいのでは?と思われますね。

tabotabo 2009/06/23 23:49 みむめもさん、記事のご紹介・コメント等ありがとうございます。

fuuki1972さんのコメントを見て思ったのですが、「ミューパラ」の突然の終了はやはり「音事協の脱退」が効いているのでしょうかね?

元々ABCは、MBSのような芸人さんを集めたトーク系のバラエティよりは、「ヤンリク」以来の伝統なのか、音楽を絡めた夜ワイド番組のほうが得意なように見受けられるので、単に経費節減するなら、元々局アナ主体の「ミューパラ」なのだからアシスタントを減らす等、今までの延長線で何とかしそうな気がするんですよね。以前ほどではないにしろ、聴取率もそんなに悪いわけではないらしいですし。

例のサイキック終了騒動の時、音事協の脱退が局にどういう影響(特にデメリット)があるのかについて触れた記事は見かけなかったので、どういうことになるのか今一つピンとこなかったのですが、今回の件と合わせて見ると、これが7月に急いで改編した理由の一つなのかなぁ…と私も考えてしまいます。

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