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京都水無月大賞

2015-06-01

京都水無月大賞2015 発表!

みなさんこんにちは!


今年もついに水無月大賞の発表日がやってまいりました。

京都水無月大賞2015は、こちらの作品です!


吉田篤弘『それからはスープのことばかり考えて暮らした』(中公文庫


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路面電車が走る町に越して来た青年が出会う、愛すべき人々。いくつもの人生がとけあった「名前のないスープ」をめぐる、ささやかであたたかい物語。

中央公論新社Webサイトより)


フェア参加店および、京都の書店にて販売中です。

美しくあたたかいこの物語、皆さんにも楽しんでいただきたいです。

2015-05-25

京都水無月大賞2015 ノミネート作品 ご紹介

ここで、ノミネート作品のご紹介です。今年は実行委員5名が各1冊推薦させていただいています!


村山早紀『カフェかもめ亭』(ポプラ文庫

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【推薦コメント】美しい調度品が揃い、温かくおいしい紅茶が提供され、ゆっくりとした時間が流れる、

そんなカフェで語られる不思議な物語の数々。

ぜひこのやさしい雰囲気に浸ってください。

 (推薦者:アミーゴ書店 洛北店 安西)


七河迦南『七つの海を照らす星』(創元推理文庫

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【推薦コメント】殺人などの起こらない、「日常の謎」系の傑作です。

謎とストーリーのバランス、そして気持ちの良い読後感が魅力的です。

 (推薦者:大垣書店 烏丸三条店 有本)


吉田篤弘『それからはスープのことばかり考えて暮らした』(中公文庫

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【推薦コメント】去年の最終候補作なんですが、すんごい良かったのでぜひ今年こそ!!

何気ない日常がやさしくてあったかいのです。そして出てくる食べ物が美味しそう。

 (推薦者:三省堂書店 京都駅店 鶴岡)


■加藤実秋『アー・ユー・テディ?』(PHP文芸文庫)

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【推薦コメント】「ほっこり」系を愛する和子がフリマで出会った編みぐるみのクマには

殉職した中年刑事・康雄が宿っていて!? おっさんの天野刑事と、打たれ強く根性のある

和子のコンビが絶妙です・

 (推薦者:ジュンク堂書店 京都朝日会館店 佐伯)


■中島要『しのぶ梅』(ハルキ文庫

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【推薦コメント】主人公の始末屋・余一が着物も事件も始末します!

江戸の人情ものなのですが、出てくる人々の心はカラッと明るくほっこりと温かい。

こういう作品を読んでいると日々の疲れが癒されるんです。

 (推薦者:ふたば書房 御池ゼスト店 畠山)


以上の5作品です!

期せずしてほっこり系の作品が多く、実行委員で集まった時には「私たちは疲れているのか!?癒されたいのか!?」なんて言っていたのは今年の春の話。

早くも外の日差しは強く、夏の予感を感じずにはいられないこの頃ですが、

季節を問わず、素敵な作品は素敵なのです!


大賞作は6月1日にこのブログでも発表させていただきますので、どうぞお楽しみに!!

京都水無月大賞2015 6月1日発表です!

みなさんこんにちは!

5月も最終週となり、6月、つまり水無月まであと1週間となりました。

blogの更新がすっかり遅くなってしまいましたが、今年も「京都水無月大賞」は6月1日(月)に発表いたします!


さて今年で8年目になる「京都水無月大賞」ですが、簡単に自己紹介をさせていただきますと、

京都発の文庫ベストセラーをつくろう!”と京都府内の書店員有志が集まって面白い文庫を発掘し、

お客様に知っていただき読んでいただくための賞です。


現在、実行委員5店舗でノミネートフェア開催中!です。

2014-06-07

大賞作『公園で逢いましょう。』選考員のコメント

大賞発表からまもなく一週間。

多くの店頭で飾り付けされ『公園で逢いましょう。』が展開されています!

しかし大賞はこれだー!って言うけど一体この作品の何がオススメなん?

と、疑問の方も多いでしょう。

ということで、大賞作『公園で逢いましょう。』の

選考員コメントを一挙にご紹介いたしますー!

  • アミーゴ書店洛北店 安西

  繋がることのわずらわしさに押しつぶされそうな人に是非オススメしたい!

  あらためて「絆」という言葉を考えさせられた1冊でした。

  過去のない人なんていない。

  思い通りの人生を歩める人もいない。

  そんなママたちの葛藤や鬱憤をユーモラスに描き、「一人じゃない」ことを再認識させてくれる1冊でした!

  三羽氏の作品の中では半ば異例とも言える「日常」をテーマにした「普通」のタイトル。

  しかしこれが読者にエア公園デビューに誘うリアリティを持った作品でした。

  実際のママさんたちは主観的に、また私のように公園とは程遠い読者は遠巻きから俯瞰で公園を眺めている。

  そんな情景を映し出す連作集です。

  主婦でもないし、子供もいない。

  が、公園デビューしたような気分です。

  公園デビューの予定はないので、しそうな友達にすすめてみたいと思います。

  十人十色。ほんとうに人それぞれ、いろんな人生や考え方があるのだなーって思う作品でした。

  この本を読んで私も言われたい言葉ができました。

  『ドーイタマシテ』

  それぞれの話が章仕立てで構成されており、主人公の視点から考えたら、

  正しいと思える行為や考えが、他人の視点から見たら姑息だと思えたり、卑怯だと感じたり。

  日常の中のふとした黒い部分が現れるのもまたおもしろかったりします。

  物事は一辺倒じゃない!と思わされる一冊。

  人の数だけドラマや思いがあります。

  公園デビュー前にこの一冊

  章ごとに語られるママ達の人生の一場面が個性的で、グイッと引き込まれます。

  公園に集うママ友という限定された希薄な関係性も、案外一期一会の大切な縁なのかも。

  経験や生き方が、他人との向き合い方にどれだけ影響するのか考えさせられました。

  これまでの人生が今につながり、それぞれの人生が公園でつながる。

  いろんなつながりを感じさせてもらえる物語です。

  やっぱり三羽さん巧い!

  人物描写が丁寧でそれぞれの目を通してみる世界が全然違う意味を持って現れて驚きと興奮。

  個人的にこういう連作短編大好きです。

  「複数の人間が時間と空間を共有する以上、好むと好まざるとにかかわらず役割というものが生まれる。

  …昼下がりの公園の片隅でも、きっとそうだ。」

  よくある住宅地のなんでもない公園に、特別な理由など無く集まった母親たち。

  そんな至って普通の彼女たちにも今までの人生から導き出された役割を果たしているのだった。

  公園を介して出会う母親たちの思い出にジーンとしてしまう1冊です。



実は選考員の所属している店舗では三羽先生のサイン本も入荷しております!

まだ読まれてない方はこの機会に是非ゲットしてくださいませ。

もう読んだ!という方は今回のノミネート作の中に

三羽さんのデビュー作『太陽がイッパイいっぱい』も

ノミネートされていますのでそちらもぜひ!

他のノミネート作品も素敵な作品が揃っておりますので

全作品読んで楽しんでいただければ幸いです!

2014-06-01

京都水無月大賞2014 大賞受賞作発表!

お待たせしました!

ついにこの日がやってまいりました。

第7回目となる、京都水無月大賞2014。


栄えある大賞に輝いたのはこちらの作品!


三羽省吾 『公園で逢いましょう。』(祥伝社文庫)


公園で逢いましょう。 (祥伝社文庫)

公園で逢いましょう。 (祥伝社文庫)

恵文社西大路店 五十棲 推薦コメント

公園に集まるママたちの過去と今を描いた連作短編集。

上っ面だけに見えるママ友のつながりだって救いはあるんだと

気づかされ、胸がきゅっと締めつけられる作品です。

フェア参加店および京都の書店にて販売中です。

選考員による選評も「水無月大賞通信」NO.4に掲載しております。

ぜひペーパーをゲットしてご確認くださいませ。

順次ブログでもご紹介いたします!

人とのつながりを感じるこの作品、ぜひお手にとってみてください!

2014-05-31

京都水無月大賞2014 明日6/1(日)発表です!

お久しぶりです。

いよいよ明日、6月1日(日)は大賞発表!

選考員も発表の準備をしているところでございます。

気になる大賞は

この5作品の中から大賞が決定いたします!

果たしてどの作品になるのか?

発表をお楽しみにー!