宇宙ゴマで発電できるか?

あれ!!??? 無重力の宇宙で、遠心力でなんかグルグル回して発電する装置みたいなのつくったら、 それだけで無限に発電し続けるんじゃないの? 方法は何でもいいけど、 なんかそういう永久機関的なの作って発電してその電力をなんとかして地球に送れば・・・

って、始めにそれだけの運動量を持った物体を廻さないといけないんだよね?
その宇宙独楽を廻すパワーはどこから持ってくるのでしょうか?

宇宙発電所

「あらきけいすけの雑記帳」で
これを嘲笑うぐらいだから、「日本人には創造性が無い」「創造性の芽を潰す」と言われるのももっともだ - あらきけいすけの雑記帳と書かれていたので、平凡な日本人として足りない脳みそを絞ってみた。


あ、突っ込まれる前に言っておくと自分は科学者でもなんでもない。ただのSFファンなので、以下の文章は限りなく妄想に近いものだよ。

フライホイールは、永久機関じゃぁないんだよぅ〜♪

元々の人力検索からの流れから、宇宙空間に作られた大質量のフライホイールの運動エネルギーを利用した発電システムを想定しているのだろうけど、その大質量を動かし始めるエネルギーが必要だよね?

宇宙空間にフライホイールを持って行き、設置をするエネルギーを無視するとしても、そのフライホイールを廻すエネルギーを何処からか持ってこなくてはいけない。設置場所に持っていく運動エネルギーを利用したりすることは出来るかもしれないけど、それでは収支がマイナスになってしまう。

まずは、弾を当ててフライホイールを廻す案。

惑星や衛星などからスイングバイでエネルギーを盗む位置エネルギー収集用宇宙船を飛ばして太陽系を一周してくる。そんでもってフライホイールの外周に接触して運動エネルギーを供給するってのはどうだろう?

最終的には太陽からのエネルギーか

しかし、スイングバイやらフライホイール接触するだのだと軌道修正とかで推進剤やらなにやらが必要になるから、もっとコストが低い方法が必要になるよね?
太陽系で無尽蔵に(近い)エネルギー源と言えば太陽だ。太陽電池でダイソン球とかの方が効率よさげだけど、ここでは運動エネルギーで発電がテーマなんで太陽光発電は却下ね!
で、ここで日本が誇る「IKAROS」のソーラー電力セイルですよ。これならイオンエンジンで位置を制御しながら回転できるじゃないっすか?どうでしょう?太陽風車!光子加速で回転する為の運動エネルギーを稼ぎ、発電する!
なんか絵的にも牧歌的宇宙開拓風景な感じでいいんじゃない?