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みなみ動物病院の診療日誌

2012-02-18

治りにくい目の傷

| 13:45

ワンちゃんではぶつかったり、シャンプーが目に入って擦ってしまったり、ネコちゃんではケンカなどで目(眼球)に傷が付いてしまうことが多いです。

多くは目薬の治療で改善していくのですが、たまに目薬では改善なく外科的な処置をとるケースがあります。

今回はその中の一つの方法です。

治りにくい傷ついた角膜の再生を促すために、わざと新しい「傷」をつける方法です。




まずは綿棒で擦って余分なものを除去します。

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次に注射針を曲げて作った物で、縦・横に格子状に角膜の表面を切開して新しい「傷」をつけていきます。

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抗生物質の点眼薬をお家でしていただいて完治しました。

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この処置は鎮静・もしくは全身麻酔がいるため通常の内科治療で治らないケースに行っております。

2012-02-11

「シュシュ」を食べてしまったワンちゃん

| 09:09

ご存知とは思いますが「シュシュ」とは髪の毛を束ねるときに使用するものです。

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「シュシュ」を食べてしまったワンちゃん

数回吐いてるが出てこないので内視鏡で摘出させていただいきました。






摘出したシュシュ 

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体の割りに大きい・・・よく食べれたなぁ・・・


腸で詰まってしまった異物は内視鏡では摘出できませんが、腸に流れてしまう前に来院して頂ければお腹を切らずに済むことが多いです。

もし何か食べてしまった時は様子を見ないでお早めにご来院下さい。

2012-02-04

鳥の骨が・・・

| 14:49

調理したニワトリの足を骨ごと食べてしまったワンちゃん。


お口をモゴモゴして気にしている様子。


お口のどこかに詰まっている可能性があったので麻酔をかけてお口を「あ〜ん」。


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上顎の左右の奥歯の間に挟まっていました。



無事に摘出。

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大事にいたらず一安心。


(病院の除雪作業で時間を取られたため今回の記事は短めになってしまいました)

2012-01-28

ウサギさんの歯

| 09:03

食欲不振で来院されたウサギさん。

診察させて頂くとヨダレが多く、家でもお口をモゴモゴさせていることが多いとのことで口腔内の異常を疑いました。


後日、麻酔下で口腔内をしっかり調べさせてもらい、奥歯が伸びすぎて舌を傷つけていることがわかりました。


右側

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左側

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ウサギさんは歯が伸び続けるため、常に牧草などをしっかり噛んで食べてないと歯が伸びすぎてしまいます。

治療は伸びた歯を削り、傷ついた舌に局所麻酔を施し痛みを軽減させます。


右側 処置後

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左側 処置後

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退院後はペレット(ワンちゃんでいうドックフードなどの総合栄養食)を必要最小限にしてその分牧草をしっかり食べさせて頂くようお話しました。



ウサギさんは自然界では草ばかり食べているのでこのような歯の問題はおきにくいと言われています。

ペットとして飼育されているウサギさんも出来るだけ自然に近い食事を与えてもらうことが大切ですね。

2012-01-21

健康診断について

| 16:14

今回のワンちゃんは超音波検査で「水腎症」を疑った症例です。

水腎症」とは腎臓が作ったオシッコの流れが悪くなり、そのオシッコが腎臓に貯まって腎臓の機能が低下してしまう病気です。

確定診断のため造影検査を行いました。




白いのが造影剤です。正常な左の腎臓には少量の造影剤があるだけですが、右の水腎症腎臓には多くの造影剤が貯留しています。また、尿管(腎臓が作ったオシッコを膀胱に運ぶ管)も右が異常に拡張しています。

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右の尿管の位置が正常な位置よりだいぶ後ろの方にあることがわかります。

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大学の先生にも相談したんですが「生まれつき尿管の位置がずれており、そのため尿の流れが悪くなって水腎症になった可能性が高い」とのことで「異所性尿管」という生まれつきの病気と診断しました。


このワンちゃんは他の病院で定期的に血液検査レントゲン検査の健康診断を受けておられ「異常なし」だったんですが、当院での超音波検査で今回の病気が見つかりました。



当院では超音波検査を含んだ健康診断も行っており、ワンちゃんの年齢・状態・飼い主さまの希望により複数のコースを設定しております。

詳しくは http://d.hatena.ne.jp/minvet2004/ をご覧下さい。