ゾーン - 相場心理学入門
- 作者: マーク・ダグラス,Mark Douglas,世良敬明
- 出版社/メーカー: パンローリング
- 発売日: 2002/03/13
- メディア: 単行本
- 購入: 14人 クリック: 257回
- この商品を含むブログ (25件) を見る
結論から言うと、相場の先行きを読もうとするから自分の読みの誤りを認めたくなくなるのだということ。マーケットに参加している人は常に同じではないのだから、過去に同じようなパターンが現れたからといって、今回も同じ結果になるわけではない。それぞれの事象はあくまでも独立であり、ランダム性があるから先のことなど絶対わからない。ただ、群集心理から発生するパターンにより、今後の展開について統計学的な偏りが生じるのもまた事実であると。コンスタントに収益を上げるためには相場を予想する必要なんてなく、テクニカル指標などから確率的に優位なタイミングでトレードし、それを一貫した規律で繰り返すことにより、期待値をプラスにする。個々のトレードはコインの表裏程度の認識で勝ち負けにはこだわらない。カジノのルールは親に有利なように設定されているからこそ、経営者はお客さんの数を増やせば確実に儲かるというのと基本的な考え方は同じ。
メタトレーダーなるものを発見
とりあえず次に必要なのはテクニカル分析をもうちょい真面目に勉強することと、統計的に優位性があるかどうかの検証ができる環境構築が必要なのかと。指標の組み合わせのアイデアがあっても、試す環境がないと説得力に欠けるからなぁ。。。過去のデータインポートしてバックテストできる検証環境を作ってみようかいな?とか思って調べてみたら、フリーソフトでメタトレーダーなんていうプログラマブルなシステムトレード構築ツールがある模様↓
オリジナル指標やら売買シグナルをC言語風に記述できるようなので、趣味プログラマ程度であればなんとかなりそうな気が。実際の自動売買もできるっぽいがそこまでやらんでも、とりあえずデモ口座作れば過去データ使ったシミュレーション用に使えそうなので、売買のマイルールをちょっと試して見るにはよいんでないかと。やっぱり城陽人の優位性はマーケット分析よりもIT技術ですよねー。知ってますwなんという心をくすぐるツールだろう。しばらくこれで遊ぼう。