異形たちによると世界は…

トリはこちら。小説じゃないしKindle でも買えません。

異形たちによると世界は…

異形たちによると世界は…

本編は邪神をかわいい女性キャラに置き換えた「クトゥルフねた」4コマを基本に、ときどき挟まれる「クトゥルフもの」短編 で構成される クトゥルフ愛に満ちたコミックです。4コマのかわしい邪神も、なんだか稀に禍々しい(ダゴンが)というのが個人的にはツボでした。

クトゥルフものの短編は、どれも素晴らしく、贅沢を言えばもっとたくさんの短編を読みたかったです。

クトゥルフのアンソロジーというか、ファンブックというのがぴったりかしら。そうみると「クトゥルフファンブック」として、なかなかの充実度です。

まとめるるいえ

以上を振り返ると、クトゥルフ派生モノについて

  • オカルトである/でない
  • ホラーである/でない

の2つの評価軸でみる場合、わたしの好みは ホラーの軸は気にしないけれどもオカルト軸は譲れないらしいことがわかりました。それってつまり、中二度がたかいってことじゃ.....orz

さて、クトゥルフ派生モノは数多いのですが、むかーし読んでまた読みたいのですが、タイトルも内容も忘れてしまって難儀しております。

ラヴクラフトのことを HPL という略語ばっかりで呼んでいて、最後に、「ダーレスは図らずも真実にたどり着いていた/(邪神とかに)感受性のあるラヴクラフトは、邪神により事実を歪められていた/一般にダーレスがラヴクラフトの邪神体系を歪めたと言われているが、感受性のないダーレスが改変を加えることにより、偶然真実にたどり着いていたのだ」的な 種明かしがあった・・・というところだけは覚えているのですが、他のことが思い出せなくって、本にたどり着けません。

ご存知の方、いらっしゃるでしょうか?