進撃の巨人（3） / 友達100人できるかな（4） / 誰にも言えない

進撃の巨人（3）

それは人類が奪われてきたモノに比べれば…
小さなモノかもしれん
しかし その一歩は我々人類にとっての
大きな進撃になる

進撃の巨人(3) (講談社コミックス)

このマンガがすごい！2011のオトコ編第1位おめでとうございます。
というわけで3巻です。2巻のラストが結構「これやり方を間違えると陳腐になるな」という線だったのですが、何この3巻の異常さ。単にヒーローが変身してやったー強いぞーにしないところが現代少年漫画らしい。そして4巻が待ち遠しすぎてヤバい。

友達100人できるかな（4）

さんぷるが子供の視点を獲得したことで気付いたことがあるように
私も彼らの視点になって気付いたことがあるのデス
さんぷる……いや
直行サンは確かに愛を持っている
私は彼が大好きデス

友達100人できるかな(4) (アフタヌーンKC)

TVブロス コミックアワード2010大賞おめでとうございます。
ということで4巻です。この漫画は何がすごいって、基本的に友達を増やしていくという話を延々やっているだけなのに、毎回面白いということ。友達の作り方ってこんなにたくさんあったんだ！ という感じ。この巻では物語の見せ方にもかなりバリエーションが加えられていて、相変わらずとよ田みのるは天才だなあと思わずにはいられない。

誰にも言えない

親族同士ということで反対する親戚だっていたし
…沢山の人が
この結婚を祝わなかった
…それでも
その『幸せ』を苦しそうに
でも 笑いながら
覚悟する姿には敵わないと思ったよ

誰にも言えない

『楽園』に掲載された作品群を中心にまとめられた1冊。
ドロッとした部分とカラッとした部分のリズムがおかしいんだよね、この人。明らかに変拍子。故に、読んでる側は狂わされる。
内容の方はね。うん。いやあ、覚悟するって、すごいよなあ。そんな感じ。
あとやっぱりこの人の描く女の人の鋭い目は、いい。