『仮面ライダーオーズ/OOO』第13話「シャム猫とストレスと天才外科医」

引き続き後藤さんのターン!!!。
振り切るぜ!とばかりに自販機バイクを飛ばし流鏑馬る後藤さんかっこいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいっん><。
でもあの場にバイクで来たんだろうになんで自販機に戻すんですか後藤さん。帰る時またバイクにするためにメダル入れなくちゃならないじゃないですか後藤さん。
そんな後藤さんはオンオフの切り替えが凄まじすぎる里中くんに「世界を救う(嘲笑)のも会長の世話も給料貰ってんだから同じだろ」と『会長のお世話』を押し付けられどうするのかと思いきや、部下に仕事を押し付け単独行動!てっきり後藤さんの部下は初回で全滅したのかと思ってたのに!。
後藤さんの部下が藤田さん(クレイドールでありメズール様であるお方)でベッドから転げ落ちましたw。ケーキむしゃ食いする姿も愛らしい・・・(と言っていいのだろうかw)。
会長のお世話=ケーキの味見であるならば、まぁ確かに?命令に背いてもオーズってか火野(後藤さんが映司を名前で呼んだの始めて!?それは映司をオーズの装着者ではなく一人の人間(戦う男)として認識したから??いやんモエる><)を盗撮しヤミーを追いたくなる気持ちはわかるけど、「今自分に出来ることをやるだけ」と決めた後藤さんがこの状況で出来ることはなんだろう?と思ったら・・・まさかのコスプレwwwwwwwww。
いやあれさ、アンクちゃんは病院に潜入するために映司と比奈ちゃんが調子に乗ってコスプレさせたわけじゃん。幸い(さいわい?w)そのための技術はクスクシエで日々磨いてるだろうし。でも後藤さんはそうじゃないじゃん?コスプレ材料は病院にあるものを拝借したんだとしても、頭に包帯巻いたり両足をギプスで固定したりするのを『自分一人で』やったってことでしょう?
・・・・・・・・・アホすぎる(笑)。この時点ではアンクちゃんより後藤さんのがいろんな意味で『上』だと思うわ(笑)。
で、アンクちゃんが離れたことで刑事さんの動かない身体を前に病院関係者てんやわんやになってたけど、比奈ちゃんはお兄ちゃんの身体に縋り大騒ぎしてたけど後藤さんの姿がなかったような・・・・・・・・・まさか逃げた!?w。

『天装戦隊 ゴセイジャー』epic42「情熱的ハイド」

全体的には悪くなかったと思うんだ。ハイドさん大活躍だったし。でも毎度思うことだけどなんで今この時期にこんな話をやってるのかと・・・。確かにハイドさんの「お前は機械なんだから」発言はもうちょい言い方考えようよハイドさん・・・ではあったけど、その直後に跪いてティッシュで拭き拭きする姿見てたらそういう意味での「機械」発言ではなかったってわかりそうなもんじゃん。いい加減付き合いながいんだから。EDでモネがそのことを「ごめん自分はまだまだ子供だった」とちゃんと謝ったことは良かったけど(モネの中に「ごめん」という言葉があったことに驚いた!)、そういう『成長』の見せ方をこの時期にやってるってのが問題だと思うのよねぇ。最終決戦に向けてここんとこやたらセリフの中に「絆」ってのが登場するけど、この時期にデータス含め絆の確認するのは定番の流れだからいいとしても、その確認すべき濃度がとても薄いような・・・・・・。メンテナンスを担当し恐らく誰よりもデータスと接してるハイドさんの「機械」発言の意味ぐらい分かってやっててくれよと。子供だからとかそんなの言い訳でしかないっしょ。
でも繰り返すけど話は悪くなかったです。ハイドさんの「機械」発言の理由が明かされる流れもよかったし、拉致られたデータスを探すためハイドさんはプラズマ(そんな設定あったんですか・・・)(つーかそのパソコンあったらデータスいらないんじゃ・・・^^)の発生場所を調べアラたんは風の音を聞きマトリンが出現したことを探知する(それが可能ならデータスいらな(ry)と、それぞれが自分の判断でもってそれぞれの能力を活かして事にあたってるのは良かったと思うし、なんといってもデータの裏を掻いた
ナイトさん「いけるわっ!」
は非常によかった(笑)。てかこれ最初はお兄ちゃんのレッドブレイク→ナイトさんあたりまでは単なるモノマネだと思ってちょwwwwwナイトさんwwwwwwwwだったんだけど、実はカモミラージュでしたー!ってのには素直に驚いた。ゴセイのことだからここで見たことないカード(力)持ち出したって不思議じゃないんだけど、そうじゃんカモミラージュがあるじゃん!って思えたもんなぁ。・・・まぁデータスに入ってたデータは全て解析したってんならカモミラージュのデータも当然敵の手にあるはずなのに、そこで「まさかカモミラージュ!?」って驚くんじゃねーよとw。奪った情報を活かせよ!とは思ったけどw。
そして最大のツッコミポイントはやはり「コーヒーが足部分にちょっと掛かっただけで大慌てするぐらい水濡れ厳禁らしいデータスを助けるべく断崖絶壁に向かったのに、ハイドさんもろともおもきし海に落下→データス逝ったああああああああああああああああ!→ってハイドさんんどこで内臓さらけださせてんのwwwせめて水しぶきのかからない、もうちょっと足場の安定したところで修理してあげてw」ですよね(笑)。携帯だってあの勢いで水に落としたらアウトだろうにセーフなんか(笑)。しかも海ときたら錆の心配だってあるだろうに(笑)。もうわからない(笑)護星界の技術がすごいんだかすごくないんだかわたしにはわかりません(笑)。
てかハイドさんもハイドさんでさー、なぜだか復旧できたからよかったもののあの状況で結局データス水没させるとか使えねえええええええええ(笑)。水属性を活かしてどうにかしてくれるのかと思いきやふっつーーーに水没させちゃうとかまじまじ使えねえ(笑)。
でも
「俺の仲間は、もう二度と死なせやしない」
このハイドさんはめったくそカッコよかったです!!!!!てかここもっと長くやれよ!ドライバーを口に加えるハイドさんとか見せろよバカ!。
そんでもって今回一番素敵だったのはデータスさんですよね!w。データスさんのポジティブ解釈パねえ!!。だって「そうですよね!ハイドさん!」って振られたハイドさんってば「ぁ、ああ」って返事の前におもきしちっちゃい「ぁ」が入ってたもんwww。
その上「俺たち護星天使と『そのサポーターが』悪しき魂に天罰を下す!」てwサポーターてwwwwwかっこわるいwwwww。普通に「その仲間が」でええやんw。さんざん「データスは仲間だ!」とか言ってきてんのになんでそこで突然「サポーター」などという単語が飛び出すのかやっぱゴセイのセンスってわかんねー!w。


センスついでに。EDが護星天使歌唱Verに変わってたけど、まずED映像が先にあるわけじゃん?だったらソロで歌ってる映像のとこはその人に歌わせろよと。♪きれいな世界ずっと ってハイドさんがアイドルばりに歌って踊ってる映像なのにモネ?の声だから壮絶キモイwwwww。だってその人ついに「おっさん」って自称しちゃったのにw。

『Q10』第8話「キュートがやって来た理由…70年後の世界で起きる事」

Q10と月子(こと管理人R31)が未来からやってきた存在であるということがようやく明言されたわけですが、やってきた先が「2080年」ってのはちょっと驚いた。月子がめくっていたアルバムに貼られていた写真の女の子がQ10そっくりだったことからQ10には“モデル”となる存在がいて、月子の平太に対する過剰干渉を見る限り恐らくその人物は深井平太の関係者なのだろうってことは予想できた。そして、Q10と月子が現代にやってきた目的(理由)は二人を現代に送った人物にとって未来における何らかの利益に繋がるのだろうってことも予想できたよね。で、今回その人物とは平太の結婚相手で、目的は『自分と出会う前の平太に会いたい』という不治の病におかされた平太嫁の願いをかなえるためだったと。ここまではまぁ漠然とではあるもののこういうことなんじゃないかなー?と考えてたことからそう離れてはいなかったように思う。でも2080年後ってことは今から70年後でしょ。てことは平太は88歳。平太嫁が何歳かは分からないけど多く見て10歳差だとしても78歳だよね。・・・こんな言い方は最低だとは思うけど・・・・・・そんだけ生きりゃ充分じゃね?^^78歳で不治の病で余命幾何もないって言われてもなぁ・・・と思ってしまった。80年後の平均寿命は200歳ぐらいかもしれないけどw。
もっと言っちゃうと、70年後に平太はもういないんだろうなぁと。だってもし平太が生きているならばわざわざ過去にロボット送って何もしらない過去の旦那の映像を眺めるなんてことをせずに平太から自分と出会う前の平太はどんな人間であったのか聞かせてもらえばいいんだもんね(まー実際に動画が見てーんだよ!!って気持ちはわからんでもないけどw)。それができないからこそのミッションなんだと思う。でも付き合いはじめた頃とか新婚の頃とか、そういう幸せだった時間を追体験したい、「死ぬ前にもう一度愛する旦那に会いたい」と思うことはごくごく自然なことだと思うけど、そこで「自分に出会う前の旦那を見たい」と願うってのがちょっと・・・・・・変わってるよね、平太嫁。未来でも治せない病気があるってのは平太嫁ではなく平太のことなのかなーとも思ったんだけど、だとしたらわざわざ平太に『死んだ平太嫁が最期に見た映像』を見せそれを告げる理由が分かんないしねぇ。
てかこのドラマをキュンキュンしながら見てる人に怒られそうですが・・・・・・ロボットの外見を若い頃の自分そっくりに作ったことからして平太と恋愛モードになる気マンマンってか、高校生の平太と映像を通して恋をするつもりだったのでしょうが、そうなるとは限らない・・・よね?。例えば学祭の時の「俺の手を振りほどいて行け」の彼女とラブラブだったりしたら、奥歯を押してQ10を起動させるのは間違いないとしても(そこは確定なのだろうw)Q10のことはあくまでも『ロボット扱い』でQ10そっちのけで彼女とイチャコラするってことも無きにしも非ずだよねぇw。
あ!そう考えたら月子が渡した大量の『Q10を平太の思い通りにするカード』の意味もちょっと変わってくるような・・・・・・・・・w(キュンキュン派の皆様ほんとごめんなさい。悪気はないですほんとうに!)。


平太が見かけた歩道橋の上で泣いていたQ10そっくりの女の子が将来の平太嫁になるのかなぁ。だとすると順番おかしくね?。だって平太がQ10そっくりの女の子とこの先出会い結婚する理由はズバリ「Q10に似てるから」だよね?。付き合う過程でQ10そっくりの女の子をその子としてちゃんと好きになりはするだろうけど、『Q10似』という原点は変わらないよね?。となるとQ10に出会わなかった平太とQ10似の女の子が出会い付き合い結婚するに至る本来の歴史って絶対変わると思うのね。そこいらへんどうするつもりなのだろうか。ていうか視聴者としては平太が恋をしたのはQ10というロボットなわけだから例えQ10と同じ外見であろうがなんだろうが、別の女の子を好きになってほしくないって想いは絶対にあるじゃないですか。もしそういう“視聴者感情”を織り込んだ脚本になっているのだとすると、Q10に出会い恋をした平太は「Q10が好きだから」と平太嫁とするはずだった恋をしなくなるってなことになる・・・かもしれないよねぇ。とするとQ10が過去に送られた理由そのものもなくなることになるわけで・・・だからタイムパラドックス苦手なんだよーーーーー><。
Q10と月子はもう未来に帰っちゃったのか?。当初はQ10を「引きこもりの富士野月子」として平太のクラスに入れるつもりだったけど手違いで自分が富士野月子になったとR31は言ったけど、最初の方で小川先生が富士野家に出向き母親を通して月子に学校来いよと声かけたシーンあったじゃん?。今にして思うとあの家もあの母親(役)も本来であればQ10のために用意された居場所ってことなのでしょうが、柳教授の時間旅行をルービックキューブでコントロールできるぐらいだから現代に家を用意することぐらい訳ないのかもしれないし、母親役もR31の“仲間”だと考えれば「富士野月子」がQ10からR31に変わっても問題はないのかもしれませんが、洗脳とまでは言わずとも「これは私の娘だ」という仮の記憶を与え、書き換えも可能だって方がロマンあるよなぁ。当然現代から去るときは仮の記憶を消去し元通りに戻した上で、何の痕跡も残さず未来へ帰って欲しいなーと。でも自分たちがいた痕跡(記憶)を消すどころかバリバリ残しまくりじゃん。柳教授と中尾なんて「Q10を助ける!!」って息巻いてるぐらいだし。実際にやられたらドラマとしてそれはどうなん?とは思うだろうけど、月子がQ10と関わった人達からQ10の記憶を消去した上で、でもみんなの中に『引っかかり』みたいなものは残ってて、教授と中尾は涙を流すロボットを作るべく研究を始め、そして平太はQ10似の女の子と出会い「懐かしさ」を覚えるとかさ、そういうことならばまぁSFファンタジーとしてはアリかな、と思えるかなーなんて思うのですが、現状を放置したままだと確実に未来はあらゆるところで変わるよなぁ。


ルナちゃんの連載が突如打ち切りになりQ10もいなくなってしまったと知った中尾の絶望っぷりはさすがでしたw。「Q10を助けて」という柳教授の言葉を受けてQ10を助けるためならなんでもやりますッ!と決意を固めてきた中尾は呆然としてるだけの平太やうじうじ悩んでるだけの影山なんかよりもよっぽどカッコイイぞ!!。だがしかしヘルメットと箒で何をするつもりなんだ中尾w。そして柳教授もなぜ中尾に協力を依頼するんだw。
そして藤丘父がまさかのリアル父で驚きまくり!!!。現実がそうであるわけだから藤丘の父親であることはいいとしてもあれで小学生の子供作ってるとか・・・柄本っちゃん頑張ったなぁと無駄にニヤニヤしてしまったじゃないの!(笑)。でもラス前、それも平太とQ10がどうなる!?って時にこれ以上新たなネタ持ってこられてもなぁ・・・。柄本親子の共演を考えていて、でも柄本父も連ドラ抱えてるからスケジュールの都合やなんかでこのタイミングということだったのだろうと想像しましたが、あの親父出すならどう考えても西先輩の時だろう。あの時は弟の存在があるから金が必要なのはわかるけどまずは地道にバイトすべきじゃねーの?と思ったわけで、西先輩の誘いに乗りそうになった理由が母親の治療費の名目で父親に金せびられたってんなら納得だったのに。藤丘がバイト先に「取ってくれ」といわんばかりに置いてある金に手を出すにしろ出さないにしろ、藤丘の物語はもはや平太にもQ10にも関係ないと思うので、ここへ来ての藤丘話は正直いらないなと。
影山と河合さんカップルも河合さんのあの切り替えの速さはまさに女のソレだと思うしw、影山が河合さんのおかえり動画中毒になってるのは平太がQ10の残したDVDを見る前フリだろうし、もうどうでもいいかなーって気がする。てかこうなってみると影山は河合さんの「どこが」「なにが」好きだったの?って感じよねw。周囲の目を気にして本当の自分を押し殺しながら必死に頑張ってるところが好きだったのかなー?なんて思うのだけど、いざ本当の自分を全開にしたら全力で依存体質の女だったってことでしょう?w。おまけに「待っててくれとは言えないけど、もし帰ってきたときにフリーだったら」という影山の自分勝手な物言いに対し「戻ってきて仕事あんの?無職の男と付き合えるわけないっしょ?」(←意訳w)と非常に現実的なことも言うと。ついこの前は「ドラマみたいにちゃんと言えるかなぁ・・・「さよならっ」」とヒロイン全開だったのにw。


なんてことはどうでもいいのだー!実は平太とQ10のことすらどうでもいいのだーーーーー!
久保くんに何があったんですか!?久保くんはどうなっちゃうんですかっ!?
「誰か助けて」
ってなによおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!?!?!?
残り1話で平太とQ10と月子の話をどういう形であれ着地させ、そこに柳教授と中尾を絡ませ、あと多分小川先生も絡ませ、一方で藤丘の話をどうにかした上で久保くんの話をやるって不可能とまでは言わずともちょっと無理なんじゃ・・・。まさか久保くんが天に召されその衝撃でQ10どころじゃなくなった平太なんてすごい展開にはならないでしょうから、なんとか危機は脱した久保くんに山本さんが「私が久保くんを助ける」と言うなんてありがちな展開が浮かびますが、わたしが欲しいのはそんなものではなく平太と久保くんの絡みなのです。絡みがないどころか久保くんの危機を平太が知らずに終わることになるのでは?と不安です・・・。

朱川 湊人『オルゴォル』

オルゴォル

オルゴォル

やや特殊な家庭環境で暮らす少年が、軽い気持ちで引き受けた約束を果たすため東京から九州まで旅をする物語です。
ざっくりと言うと旅の過程で人と出会い冒険をし、旅が終わる頃には一つ大人になっている・・・という定番中の定番な物語なのですが、少年が見聞きし感じたり考えたりする素材が漠然としたものではなく実際に“今現在そこにあるもの”であり、日本人にとってはとても大切なものなので、ジュブナイルのつもりで読むとガツンと頭を殴られます。
でも少年の目的地に着いてからはいい意味でファンタジー展開。そして朱川さんらしい“不可思議”要素も織り込まれるので読後感は軽く、なかなかの充実度でした。