『特命戦隊 ゴーバスターズ』Mission4「特命と決意」

今回は面白かった!と見終わった瞬間思ったんだけど、その後ちょっと考えてその理由に思い至りました。
今回は主に組織内の話で一般人を巻き込んでないってか一般人の被害描写がなかったからだ。警備員が襲われてはいたけど無傷で逃がせてたし、街中にロボが現れエネトロンタンクの外装をひっぺがしそれを阻止すべくロボやトラックやヘリが出動しミサイル撃ったりしてたけど、ビルの破壊や爆破等目に見える被害はなかったし、敵ロボも爆破せず機能停止で済んだことで(なんだこのエヴァンゲリオン・・・)(ていうか敵ロボATフィールドみたいなん出してたけど、あれはこれまでと違うメタウイルス“キル”の能力なのか?)組織の人間ドラマに集中することができたからだ。そうか・・・組織の外(一般人)に被害が及んでなければ普通に見ていられるのか・・・・・・。


今回明らかになったこととしては『メタロイドはメガゾードを転送するためのマーカーで、そこには約3キロの誤差が生じる』ってなことだけど、これは両者の距離が3キロ以上離れることはない=メタロイドの近くにメガゾードが現れる理由としてなかなかいい設定だと思う。
・・・・・・・・・・・・んだけど、じゃあ前回病院に立てこもってたメタロイドに対しメガゾードがエネトロンタンクからエネトロン抽出しようとしてたゴリサキロボの背後に出現したってことは、病院とあのタンク3キロ圏内だったってことよね?。え?とすると前回は最大3キロしか離れてないってのに 病院の入り口でゴリサキの出動を依頼→リュウさんが基地に戻りゴリサキトラックに乗り込んで発進→タンク到着抽出開始 この作業に30分弱もかかったってこと・・・なわけ・・・?。ていうかゴリサキトラック(ウサダヘリも)自走できんじゃん!!じゃあなんで前回わざわざリュウさん基地戻ったん・・・?(そんで間に合わなかったん・・・?)。
それはそうとして、3キロ圏内にメガゾードが転送されてくることまで分かってて、その最終目的はエネトロン奪取というところまでわかってるわけだからエンターの動きがおかしいだの首ひねってないでまずすべきことはメタロイドをなるべくタンクから遠くまで引き離し、3キロ圏内に転送されてくるメガゾードを迎え撃つべくタンクの側でエースを待機させる、これが基本の作戦だろうになにやってんだろ?と思ったら、エネトロンタンクって『地区ごと』にあんのかよwww。もうエンター様ホイホイじゃないですか(笑)。狙われることが想定されているのになんでこんな襲ってくれと云わんばかりの建造物として地上におっ立ててんだ?と思ってたんだけど、地区単位で建てなきゃなんないならそりゃ地上に立てるわなw。地下は無理だw。
でもゴーバスが所属する組織は地下にあんなすごい(でかい)基地作ってるんですけどねー!(笑)。
ていうかあれ??2話だっけ?メガゾード転送前にメタロイド倒した回があったけど、一旦転送が開始されたらそれを途中で止めることはできないにしてもマーカーが消滅した場合はどこ目指して転送されてくることになんの???。最終ポイント=消滅した場所目指して飛んでくるのかなぁ?。


で、ヴァグラスが亜空間からこっちに転送させるのにマーカーを必要としている以上、こちらから亜空間へマーカーなしで転送するのは“無茶”ではなく“無謀”だし、そもそも“普通の人間は転送に耐えられない”わけだから組織としてはセンターにいた人たちは生きてはいないと判断するのも当然のことなわけで、だから司令官の言うことは間違ってないんだよね。『司令官』としてはこれで正しいと思う。
で、戦闘中に司令官がオペ男・森下にこそこそ命じた内容はというと
ニック「えっ!?信号発信機?あのエネトロンの中に?」
森下「司令官の命令で僕が仕込んだんです。上手くいけばマーカーの役目をして、ヴァグラス基地の転送が少しは正確になります」
ヒロム「それじゃあ?」
仲村「残念ながら信号はキャッチできていません。転送の途中で破損したのかも」
ウサダ「なーんだ」
ヨーコ「ほんと、なーんだ。言ってくれればあんなに必死に戦わなくて済んだのに」
司令官「エンターの動きが陽動だとわかって急遽利用したんだ。気付かれない為にはお前達に本気で戦ってもらう必要があった。お陰でエンターに疑う余裕はなかった」
ってなことだったわけだけど、リアルタイム視聴時は
吸い取られるエネトロンの中に発信機を仕込む→そのエネトロンをメサイア(亜空間)に転送→ゴーバスが亜空間転送するためのマーカーの役目になるかも
ってなことだと思ったんだけど、あれ?違う?。発信機にメタロイドマーカーの代わりをさせようと思ったってことなの?。つまりどちらのタンクを狙うかという2択を1択にするための行動ってことなの?。だとしたらそれエース(ヒロム&ニック)に伝えておかなきゃ1択にする意味なくない??。ヴァグラス基地の転送ってなんだ?。あれれ?わたし頭悪い??。
ていうかどちらに対するマーカーの役目を果たさせる目的だったにせよ、それを知っていれば「あんなに必死に戦わなくて済んだ」ってどういう意味??。いくらマーカーの代用を仕込んだとしたって正規のマーカーであるメタロイドがいることに変わりはないし、代用マーカーを目標とさせるためにはむしろメタロイドをさっさとやってしまうべきだったと思うんだけど。このやりとりの意味が理解できない。
だからそれに続く
ウサダ「あー!だからウサダたちになかなか出撃命令出さなかったんだ!」
ゴリ「わざとぉ!?そんなヒドイ・・・っ」
ヨーコ「ほんとなんですか、司令官。ヒロムは死にそうになったのに!」
食って掛かるヨーコを微笑みで制止しつつ
「さすがですね」
笑顔でそういうや否やリュウさんは笑顔を消してギュッと握った拳を司令官にお見舞い!!
しようとしたところをヒロムが拳で止めたーーーーーーー!!!
司令官「ヒロム、私が恐れていると言ったが当たってる。だがそれはお前達を心配してじゃない。私が恐れているのはあのメサイアをシャットダウンできないこと、その一点だ。その為なら・・・私はお前達だろうと、囮に使う」
ヒロム「安心しました。司令官が本気だとわかって」
ヨーコ「ヒロム・・・」
司令官「失敗ではあったが、全員ご苦労だった」
司令官を敬礼で見送る三人
ってこれがよくわかんなかったんだよね。心情的に。
まずウサダたちになかなか出撃命令を出さなかった理由は発信機を確実に仕込むためにある程度の時間が必要だったからでいいんだよね?。そしてエネトロンを通じて発信機を仕込んだことをエンター様に悟られないようにするためにその作戦をヒロムたちには伝えず、そのせいで無駄に無茶したヒロムが死にそうな目に遭ったと。
で、ウサダとゴリサキはそのせいでヒロム=エースを助けに行けなかったことをヒドイと言い、ヨーコは「ヒロムは死にそうになったのに」と怒り、リュウさんは司令官をぶん殴ろうとしたわけだよね。ヨーコはともかく二人よりもより多くの事情やらなにやらをわかっているのであろうリュウさんがこうまで怒りを露わにした理由が純粋に“ヒロムになんてことしてくれたんだ!”という気持ちからなのか、それともヒロム=自分たちとして、自分を含めて囮として扱ったからなのか、そこも判断できないんだけど、それよりもリュウさんと司令官の間にはエンター様曰く「フェスタ」という来る日のためにひたすら訓練してきた13年という月日があるわけでさ、司令官が自分たちを囮に使うことも辞さないほどの強い信念・・・というか、司令官が抱く打倒メサイアの想いの強さを理解してなかったのかなーとややぼんやり。ヨーコはまだ子供だし女だし、単純に“わたしたちに何も言わずにヒロムを危険な目に遭わせた”ってんでキイイイイイイ!となるのは分かるし、殴りかかったのが司令官との実際の付き合いがまだ浅いヒロムだったら分かるのよ。ヒロムの拳を受けつつ司令官がお前達だろうと囮に使うと宣言したんだったらもうちょいすんなり受け入れられた気がするんだけどなぁ。
ヒロムの言葉で二人は怒りを飲み込み三人揃ってビシっと敬礼で見送ったところはプロ戦士っぽくてよかったんだけど、司令官とヒロムの“覚悟”とヨーコとリュウさんの“心持ち”に差があるように見えるのが引っかかる。組織の中での13年間はなんだったんだろうなーってなぁ。
てかリュウさんはこれ本気で殴るつもりだったんかね?。パワーを特化してるわけだからまさか全力パンチってことはないだろうけど、リュウさんはちゃんと弁えてる人だと思うんで、ボクサーが一般人を殴るじゃないけどさ、そういう能力を持つ自分が人を殴ることの意味をわかってないわけないと思うのよね。それだけ怒り心頭だったってことなんだろうし、その理由はやっぱり“ヒロムが死にそうになった”からってのが一番大きいのかなーと、そこはまぁ二人のお兄さんを自認してるのであろうリュウさんらしいなとは思うんだけど、うーむ・・・・・・ここは素直に13年間共に過ごしてきてはいるものの“ただの人間”である司令官への理解度<<<再会してまだ間もないけどたった三人の仲間であるヒロムへの愛情 と受け取っておけばいいんかな。
とか言いつつも実はリュウさん的にはほんとに殴るつもりではなく寸止めしてなんかかっこいいこと言おうとしてたのにヒロムにいいとこ持ってかれた・・・ってなことだったりしないかしら(笑)。


あと頭に入れておくべきこととして、今のところ敵(エンター様)の目的は“メサイア解放のためにエネトロンを集めること”だとはっきりしてるので、今回のようにそこそこエネトロンが集まればメタロイド及びメガゾードの機能を停止させればいい=無理してゴーバスターズを倒す必要はなく、そしてそれはエンター様のあのノーパソで行えるってことかな。
てかエンター様・・・いくらゴーバスターズに自分を見てもらいたいからってなにもそんなところでわざわざピザ食わなくても(笑)。


ってなわけでエンター様の行動について
ヒロム「敵がいつもと違う目立ち方をしたら、普通どう思う?」
ヨーコ「ウザイ」
ヒロム「バカ?」
ニック「えっ!?(驚いた拍子にヒロムの腕に巻いてた包帯を半分にビリッと裂いてギュッっと縛る)」
ヒロム「のおーーーーーーーーーーーおっ!!(悶絶)」
ニック絶対中に人はいってるだろwwwww。動きがロボのそれじゃなさすぎるw。
てかバカ言われて言い返そうと立ち上がったヨーコの頭を押さえて宥めるリュウさんたまらん!
そしてヨーコにその手を激しく振り払われるリュウさんタラマン!!!w。
そうそう、リュウさんたまらんと言えばさー、司令官の「センターの生存者はいないと見ている」発言についてヨーコにどう思う?と聞かれ、自分もそう思うと冷静に意見を述べた後、
「ああごめん、大丈夫?」
って車運転しながら助手席のヨーコを気遣うリュウさんおとな!おとな素敵!!
あとあとメタロイドの波状攻撃を受けフッ飛ばされたところで
「ヨーコちゃん、立てるよねぇ?」
ってこれ!!!このヨーコの性格をわかった上での励ましと気遣いが詰まった言い方タマラン!!!!!!!!
リュウさんのこういう語尾ってかセリフの言い方ちょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお好き!!!!!


で、ここでヒロムとのやりとり回想に入るんだけど、まずその前にリアルタイムで“俺がニックともう1つのタンクへ行く”というヒロムの肩をすれ違い様に手で押さえ止めて、
リュウジ「一つだけ確認」
ヒロム「なんですか」
リュウジ「さっきの戦い、お前自棄になってないよな?いきなり戦う目的否定されるのはキツイし、気持ちもわかる。・・・でも無茶はするな。いいな?」
ヒロム「・・・ああー、司令官の言ってたことですか」
ってとこまでを見せといて、そんでその続きを回想として
ヒロム「司令官の言ってたことですか、忘れてました」
リ&ヨ「は?」
ヒロム「俺の目的は変わってませんよ。転送された人たちを生きて戻す」
リュウジ「わかってるよ、俺だってそうしたい。けど聞いただろ、普通の人間は転送には耐えられない」
ヒロム「俺達は転送されて生き残りましたよ」
リュウジ「ワクチンプログラムのお陰でね」
ヒロム「センターの人にもそれができたかもしれない。俺は出来た、と信じてる。(真正面からヨーコの目を見て)あの時から13年間ずっと。(リュウさんを見て)今も。だから、無茶はします」
ってなやりとりがあったことを見せ、そして再びリアルタイムに戻って「ヨーコちゃん、立てるよねぇ?」からの〜
リュウジ「ったく、説教した俺が間抜けになったなぁ。ヘヘッ」
ヨーコ「だね。リュウさん、あたしも信じるよ、ヒロムの言ったこと。信じる!!」
キッパリとそう言いきり敵目掛けて走るヨーコ
そんなヨーコの後姿を見ながら
リュウジ「ヨーコちゃん・・・じゃ、俺も一つのっときますかー!」
ってこの流れ燃えたわー!。
三人の中には『約束』という“戦う理由”があることはすでに描かれているんだけど、リュウさんはヒロムの両親やヨーコの母親たちセンターの人々は残念だけどもう生きていないと思ってて、ヨーコも薄々それは覚悟してたんだろう。それでも二人には戦う以外の生き方はない(と思ってる)んだろうし、そんな二人を支えていたのが『約束』なんだと思う。でもそこへヒロムが生きていることを『信じてる』と言い切った。それもただ漠然とした希望とか可能性とかの話ではなく、自分が身をもってその効果を分かってる「ワクチンプログラム」をそれを作りだし(?)研究していた当の本人たちが自分たちに投与することが出来たかもしれないというはっきりとした理由を示した上で。そんなヒロムの言い分をヨーコは「信じる」と言い、リュウさんはそれに「一つのっときますか」と言った。これで三人の中には共通する“戦う目的”がしっかりと出来たわけでさ、ここいらへんはとても丁寧で嬉しくなるわ。
で、二手にわかれての戦いを終えて(リュウさん&ヨーコの戦いは例えばリュウさんがパワーで動きを押さえつけたところをヨーコが頭上から攻撃するとか、各人の能力を活かす戦いの方がいいと思うんだけどなー。何の合図もしあわずともシンクロ攻撃できることが訓練の成果であることはわかるけど)、フラフラしてるヒロムのもとへ駆け寄り「ヒロム、大丈夫?」と気遣うヨーコに「当然」とクールに言い返すヒロム。
そんなヒロムをすれ違い様チラっと見遣り
「ほんと可愛げないね、お前」
リュウさん!!!!!(言・わ・れ・た・い!!)。
すると今度はヒロムがリュウさんの肩に手をやって止めて!!ニッコリ笑ったかと思ったら倒れこんだところを『片手で支える』リュウさん!!!!
リュウさんとヨーコに支えてもらいながら
「死にそうになりましたけどね」
と正直に言うヒロム。
こういうの靖子ほんっと上手いわーーーーーーー!!。
ベタだけど肩に手をやるくだりがまずはリュウさんがヒロムに、次はヒロムがリュウさんにってのが燃え&萌えすぎる。


でも今回一番ときめいたのはCB-01のメンテ担当のはやかわさん??に、でした(笑)。

『運命の人』最終話

これまで毎回ひたすら山部さん素敵と言うだけの感想を書いてきましたが、最終回の感想はというと・・・
泰造かっけえええええええええええええええええ!!!
これに尽きる!!。
三木琢也って人はさぁ、そりゃ妻の行動を逐一監視してるどころか生理のサイクルまでメモるってのはさすがにやりすぎだとは思うけどでもそれも妻を(偏執的に)愛すればこそと言えなくもないし、“悪いこと”はしてないんだよね。ただちょっと気持ち悪かっただけでさw、弓成の家族同様被害者と言っていい立場だと思うの。なのにそんな立場に自分を追いやった妻を解放してやるだけでなく具合がよくない母親にという名目でまとまった金を渡してやるだなんて、最後の最後でカッコよすぎだろう!!。
あとツダカンがまっとうに熱血ないい新聞記者でよかったような物足りなかったような(笑)。
反対にこれまでカッコよかった南朋さん山部はなんかデコむきだしのオッサンになってて、うん・・・まぁ・・・・・・ナ●ツネだもんね!!的な(笑)。
これが果たして劇中での経年によるビジュアルの変化ゆえのことなのか、それとも南朋さん自身の変化・・・・・・・・・によるわたしの気持ちがそう見せたのか、それが問題だ。


弓成は政府の「密約」に拘ってたんであってそれが沖縄に関することであろうがなかろうが弓成にとってはどうでもいい(例えば北方領土に絡んだことであっても同じことしてたと思う)んだろうなーと思って見続けていたので、最終回で沖縄の人たちが弓成のことを『沖縄のために』戦ってくれた英雄のように扱ってるのに違和感通りこして気持ち悪さすら感じたし、沖縄まで来てくれた山部に対し三木昭子の様子は聞くのに妻のことは会わせる顔がないだのとまるで気のない素振りな弓成のことが最後まで理解できなかったんだけど(さすがに山部も呆れてたよね)(呆れる山部さんちょっと素敵だったw)、弓成が由里子にあてた手紙ってモックンのマジ自筆と聞いてモックン弓成に対する心象が若干アップしました(笑)。美しい文字を書く男はそれだけで価値がある。
結局最後まで何が面白いのか自分でもよく分からずに見続けてしまいましたが、最後まで見続けさせるための“何か”はあった、と思います。・・・南朋さん以外にも(笑)。
多分局が期待した結果とは程遠いのでしょうが、年イチとは言いませんが3年に一度ぐらいはこれぐらい気合入ったドラマを作って欲しいなーとも思う。その時はもうちょい企画(原作セレクト)の方向性は変えて欲しいけど。

古野 まほろ『絶海ジェイル Kの悲劇’94』

絶海ジェイル Kの悲劇’94

絶海ジェイル Kの悲劇’94

天才ショパニストである祖父が成し遂げた「脱獄」の手段を解明させられるために、当時と(ほぼ)同じ状態を再現した監獄へ拉致られたイエ先輩こと八重洲家康公爵の物語です。
そうです!イエ先輩メイン回キタワーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!。
盛大にキチガイ染みた壮大な茶番劇以外のナニモノでもない話なんだけど、その中でイエ先輩は囚人役ですからもちろんしましまの囚人服を着せられ、そそそそそそれだけでなく全裸にさせられ身体の隅々までチェックされたり鞭に打たれたり竹刀で犯されたり残飯犬食いを強要された上にそれを清めるべく囚人仲間の眼鏡大学生(子爵のご令息!)に小便かけられたりともうもうもうもうっ大・活・躍!!!。イエ先輩オタ必読の1冊ですっ!!!!!。

「例えば頼まれもしないのに他人様の殺人にしゃしゃりでるのは」と僕。「大いにその倫理的基盤を疑わしめる強姦行為だが――その意味において僕はあまり探偵という名詞や探偵するという動詞を使いたくはないが――自らの存在や尊厳が暴力的に侵襲されようといしているとき、ヒトは探偵たらざるをえない、つまり真面目にならざるをえない。そしてその様な必然性があるのは今、ここだ」

イエ先輩カッコイイ!!
つーかまほろ(作者のほう)いい空気吸ってんなー(笑)。